ブログ『スエードは何故水に強いのか?~その原理』

 

こんにちは、BROSENT(ブロセント)の清水です。

本日はスエードについてのお話です。

スエードは何故水に強いのか!?

皆さんその理由分かりますか?

 

今や色によっては年間を通して履かれるようになったスエード靴。

『スエードは水に弱いし、手入れが面倒だから。。。』と言うのは昔の話。

スエードが水に強くてお手入れが楽なのは今や常識です。

 

と、ここまではご存知の方も多いのではないでしょうか?

では何故スエードは水に強いのか説明出来ますか?

本日は科学的に説明しようと思います。

 

まずは水の話から。

 

 

水には表面張力という力があります。

表面張力とは接する面を出来るだけ小さくしようとする力、丸まろうとする力です。

接する面が小さければ小さいほど丸まろうとする力が強くなり、逆に大きければ大きいほど力が弱くなります。

 

 

例えば葉っぱの上の水滴。

見たことがあると思いますが水滴が出来てますよね?

葉っぱの表面って拡大して見ると。。。

 

 

毛羽立っているんです。

毛羽立っていると何故水を弾くんでしょうか?

 

 

プラスチックみたいな平らなものに水を垂らすとぺちゃっと広がります。

 

 

ここで先ほどの表面張力の話に戻ります。

プラスチックなど真っ平な物は水に接する部分が大きくなり、水が丸まろうとする力が弱くなるのです。

なのでベチャッとなっちゃうんですね。

 

一方。。。

 

 

葉っぱやスエードのように表面が毛羽立っているものは。。。

 

 

厳密に言うと水に当たる部分が毛の1本1本なので非常に狭くなり、水が丸まろうとする力が強くなります。

なのでまるで弾いているように表面に水滴が出来上がる、と言う訳です。

 

更に水を弾くように。。。

 

 

撥水加工が施してあるスエードならその効果は推して知るべしでしょう。

水に強く、便利なスエード靴。

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ではでは。。。

 

 

 

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