ブログ『今買うなら絶対国産だ!』

 

こんにちは、BROSENT(ブロセント)の清水です。

ここ最近の物の値上がり具合。。。本当に頭が痛いですよね?

そんな時だからこそ賢く買い物をしないといけません。

本日はそんなお話です。

 

まずはお知らせから。

明日11/25(月)は商用の為15時からの営業となります。

ご不便をおかけいたしますが予めご了承ください。

 

では参りましょう。

 

最近オーダー会でちょくちょく百貨店様の靴売場に行くことが多いです。

そして行く度にインポート靴の価格高騰に驚きます。

 

『これメチャクチャ値段上がってんじゃん!!(゚Д゚;)』

 

『また値段上がってるぞ、これ!!(゚Д゚;)(゚Д゚;)』

 

ざっと価格を見てみると。。。

 

JOSEPH CHEANEY 90,000~100,000円

GRENSON       100,000円前後

Crockett&Jones       120,000円前後(スタンダード)、140,000円前後(ハンドグレード)

Tricker's              120,000円前後(短靴)、130,000円前後(ブーツ)

 

と、こんな感じでしょうか?

 

私が前職時代扱っていたCrockett&JonesとTricker'sで見ると、私が辞めた7年ほど前は。。。

 

Crockett&Jones 7万円台(スタンダード)、8万円台(ハンドグレード)

Tricker's        7万円台(短靴)、8万円台(ブーツ)

 

位でした。

因みに私がこの業界に入った頃はどちらも39,000円でした。。。(;^_^A

 

 

私は経済学者ではないので全ての物の値上がりに関して云々かんぬん言えませんが、靴の事なら長年バイイングをやっていたので何となくは分かります。

 

まずインポートの価格に大きく影響を及ぼすのは以下の3点です。

 

1.工場出し価格

2.為替

3.フレート

 

順に見ていきましょう。

 

1.工場出し価格

 

 

文字通りメーカーが販売する価格です。

ロシアのウクライナ進行以降牛を飼うための飼料代が大幅に価格が上がっています。

ロシアもウクライナも大麦や小麦の生産量が世界のトップテンに入る国なんですね。

その為牛代が高騰、ひいては革代も高騰と言う流れになっています。

工場出しの値段が上がるのは当然ですね。

もっともここでは言いませんが『ボッタクリすぎだろ。。。』って言うところもあるにはありますが。。。

 

2.為替

 

 

現在外国人観光客が大喜びする円安傾向です。

ポンドで見ても10年前は1ポンド160円位だったのが、今は200円近くになっています。

単純に見ても25%もアップしてるんですねぇ!

そりゃ高くもなるってもんです。

 

3.フレート

 

 

フレートとは荷物を輸送する際に発生する費用全般の事を言います。

これもロシアのウクライナ進行が大きく関わっています。

現在日本~ヨーロッパ便はロシアの上空を飛べません。

往路は北回り、復路は南回りになっているそうで、これまでより2~3時間も長くかかっています。

当然燃料もこれまで以上にかかるので飛行機代がバカ高くなっています。

私がヨーロッパに買付に行っていたころは20~30万くらいで行けたのが、今では40万オーバーもざらのようです。

『じゃあ船便にしよう!』としたところで中東情勢が怪しく、紅海ルートが使えずアフリカ周りの喜望峰ルートを使わなければならずこちらも値段が高騰しています。

 

と言う訳で今インポート靴にとっては最悪と言える状況なんです。

 

そこで注目して頂きたいのが国産靴です。

これまで国産靴と言えば。。。

 

・革が悪い

・センスが悪い

・味が無い

 

とあまり良いイメージがありませんでしたが、それは昔の話です。

 

 

まず革ですが、国内タナリーは技術的に海外タナリーに劣っている訳ではありませんが、原皮を海外から輸入しなければなりません。

ここに弱点があって、輸送中腐らないように塩漬けにするためどうしても固くなってしまうんです。

ですがインポートの良い革を使っていれば心配はありません。

 

 

次にセンスですが最近の国産靴はインポート靴に負けていないと思います。

海外メーカーのデザイナーさんも『イギリスやイタリアより発送が自由で面白い』と言っていました。

特に小さいブランド程それぞれの個性が出ていて面白いと思います。

 

 

最後なんですが、これも昔の話だと思います。

セントラルの社長曰く『腕は昔の職人の方があった』だそうです。

一方腕が良すぎる反面靴が綺麗に出来過ぎて機械製に見えるという弱点がありました。

ですが今の職人さん達はインポート靴で育ってきたこともあり、目指すところが昔と違います。

味の面でも海外製品を猛追している、と言う訳です。

 

もちろん革や部材も輸入品なので影響は皆無ではありませんが、完成品を輸入するインポート靴よりははるかに割安です。

うちの常連の靴好きさん達からも『今は国産靴だよね~』とよく聞きます。

 

そう!まさに今買うなら国産靴なんです!!

 

それがBROSENTじゃなくても構いません。

ほら、好き嫌いは誰にでもあるし。。。(;^_^A

是非国内の小さな靴ブランドを探して、試してみて下さい!

個性が溢れコストパフォーマンスが高い良い靴がきっと見つかると思いますよ!!

 

そんな国産靴をお求め安く買える『BROSENT Viewer会員様限定SALE』を現在開催中です。

このチャンスをお見逃しなく!

 

ではでは。。。

 

 

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日時 11/16(土)~12/15(日)

店舗 BROSENTのみ

 

※売切れの場合その革は終了となります

 

 

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