こんにちは、BROSENT（ブロセント）の清水です。
ご存知フリーカラーシステムのオリジナルカラーに待望の新色が登場しました。
和の色シリーズの第４弾！
その名も≪Wet Feather（ウェットフェザー）≫です！！
BROSENTのオーダー靴に使用されるカーフ＝牛革は基本ブラック以外１足ずつ手染めで作られています。
一部出来ない色もございますが、大体どんな色でも出来ちゃいます。
なので『このデザインでこの色があったらなぁ。。。』と言うことがございません。
ですが中には迷われてしまう方もいらっしゃいます。
なので≪オリジナルカラー≫として基本となるベースの色を多数ご用意し、そこから調整することでお好みのお色で靴を作るお手伝いをさせていただいています。
≪オリジナルカラー≫の中にはダークブラウンやミディアムブラウンなどの定番色の他に≪和の色シリーズ≫と題して既成靴では見ることが出来ないちょっと変わったお色もございます。
≪和の色シリーズ≫とは日本古来の色を再現したシリーズです。
現在ラインナップされているのが。。。
まず最初に登場したのが茶とも緑ともつかない不思議な色≪Cobe Brown（コービーブラウン）≫。
江戸時代に流行った『媚茶（こびちゃ）』を再現したお色です。
第２弾が。。。
こちらも江戸時代に流行した『蜜柑色』を再現した≪Mandarin Orange（マンダリンオレンジ）≫です。
第３弾が。。。
平安時代に流行した藍などの青色に橡（＝クヌギ）などの墨系の染料を掛け合わせ鉄で媒染した色≪青鈍（あおにび）≫を再現した≪Blue Dull（ブルーダル）≫です。
そしてこの度常連さんのご要望で第４弾が誕生しました。
皆さん『濡羽色（ぬればいろ）』と言う色をご存知でしょうか？
別名『濡烏（ぬれがらす）』『烏羽（からすば）』とも言います。
色はこんな感じです。
そう！『濡羽色（ぬればいろ）』って黒なんです。
女性の黒髪を表す言葉で、日本女性の理想美を指す色です。
髪に水分など栄養がきちんと行き届いていると艶感が増します。
そうすると光に当たった時に青や緑などの干渉色が浮かびます。
そのような黒の事を『濡羽色（ぬればいろ）』と呼ぶのです。
分かりやすく言うとカラスいますよね？
カラスって黒いですが光の当り方で青や緑が見えることがあります。
あれです。
と言う訳でこの難題に本間君が挑戦してようやく完成しました！
こんな感じです。
ちょっと明るい所で撮影しているので青味が出ています。
アップで見ると黒の下から青味が透けているのが分かると思います。
黒靴派の方ならもっと黒を濃くしても良いかもしれません。
黒靴派の方だけでなく見た目もカッコいいので是非ご注文下さい！！
ではでは。。。
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