ブログ『正直スポンジ底なめてました。。。ごめんなさい』

 

こんにちは、BROSENT(ブロセント)の清水です。

本日はソールのお話です。

『とにかく楽なのが良い!』と言う方は必読ですよ!!

 

 

革靴の底材には様々な種類があります。

 

まずは。。。

 

 

革底、レザーソールですね。

革のくずを圧縮して固めたような値段の安い物から、『オークバーク』と呼ばれる高い物まで様々です。

 

次に多いのが。。。

 

 

ゴム底、ラバーソールです。

名前の通りゴムで出来ています。

革底に比べグリップ力があり、摩耗性高いと言った特徴があります。

 

同じゴムでも。。。

 

 

合成ゴムはまたちょっと違います。

ゴム底が天然のゴムなのに対し、こちらは人工的に合成されたゴム状物質あるいはゴム弾性体などを混ぜ合わせて出来ています。

調合の割合で性能や特徴が変わってきます。

 

もう一つよく使われるのが本日の主役。。。

 

 

スポンジ底です。

『軽くクッション性に優れている』『衝撃を吸収して摩耗性が高い』などの特徴があるんですが、どちらかと言うとカジュアル靴や、おじさんっぽい靴に使われるイメージでした、個人的に。

 

因みに上の写真は有名なイタリア≪ヴィブラム≫の≪ガムライト≫と言うシリーズの≪ボローニャ≫と言う底材で、イギリスの≪Tricker's(トリッカーズ)≫なんかも使用している結構有名な底材です。

ですがやっぱりカントリーとかカジュアル靴に使われるんですね。

しかも本底とヒールが一体型なためヒール交換が出来ず、いきなりオールソールになってしまうと言う非経済的な底材なんです。

 

一方でお客様の中には『とにかく楽なのが良い』と言う方が結構いらっしゃり何か良いソールは何かないか探していたところ。。。

 

 

知人の修理屋さんにこちらの同じ≪ガムライト≫の≪ケープタウン≫という底材を紹介していただきました。

これは≪ボローニャ≫の持つスポンジ底の特徴を持ちつつ、それほどごつくなく、且つ本底とヒールが別になっているのでヒール交換、トップリフト交換が可能と言う優れものです。

 

別パーツと言うことは。。。

 

 

レザーソールのトップリフトに使うことも出来ちゃいます。

レザーソールの反発性を残しながらも滑りにくく、クッション性が高まります。

最近私はこればっかりです。

 

話は少し変わりますが、最近≪Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)≫のローファーのオールソール交換の依頼を承りました。

 

 

『レザーソールは疲れるから何かクッション性のあるソールないかな?』と言うことで。。。

 

 

スポンジ底に変更です。

修理でスポンジ底に変更することも可能なので是非ご相談ください。

 

正直スポンジ底なめてました。。。ごめんなさいm(__)m

 

 

ではでは。。。

 

 

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