ブログ『私が革底が多い訳~ソールの仕様のお話』

 

こんにちは、BROSENT(ブロセント)の清水です。

本日はソールの仕様のお話です。

私が私靴を作る時、底周りは大体これです、と言うお話をしようと思います。

是非最後までお付き合いください。

 

私が私靴を作る場合底周りは大体こんな感じにすることが多いです。

 

 

メインはレザーソールです。

『レザーソールはどうも苦手』と言う方も是非お聞きください。

私がレザーソールを選ぶ理由は2つあります。

 

一つ目は『歩きやすさ』です。

なぜレザーソールの方が歩きやすいかと言うと、革の方がラバーより反発力があるからです。

 

 

グンと曲げて。。。

 

 

手を離すと革はバン!と瞬時に元にもどります。

反発が強いんですね。

歩行時に足の筋肉の働きに加え、この反発がサポートとなり快適に歩行が出来ます。

 

一方ラバーの場合。。。

 

 

グンと曲げて手を離すと。。。

 

 

画像だとほとんど分かりませんが、若干ゆっくり戻ります。

反発が革に比べ弱いので、歩行は足の筋肉の働きに頼らざるを得ません。

 

二つ目は『暑くない』です。

『蒸れにくい』と言っても良いでしょうか。

ラバーソールは吸湿性が革に比べ劣るので靴中が暑くなり蒸れます。

冬はともかく夏はその差が歴です。

おかげで私は水虫とは無縁です!(笑)

 

『分かってはいるんだけど滑るのがなぁ』と言う方も多いのではないでしょうか?

その時はこれです!

 

 

カカト、トップリフトだけラバーにするんです。

思い出してみて下さい。

皆さん一度はツルっと滑った経験があると思います。

あれってカカト着いた瞬間じゃないですか?

実は滑るのって大概の場合カカトなんです。

なのでここを滑らない部材にしてあげるだけでかなり滑る確率を下げることが出来るんです。

しかもこちらの≪ケープタウン≫の場合はクッション性も高いのレザーソールなのにフワフワとした柔らかい履き心地になります。

おじさんにはとっても優しいパーツです。

『レザーソールのカツカツした歩き心地が好き』と言う方には。。。

 

 

硬度の高い部材、≪ロディ≫もご用意しているのでお好みでお選びください。

 

そして私の場合は更に。。。

 

 

積み革と言われるパーツを1枚追加してヒールを4mmほど高くしています。

これは足が長く見えるだけでなく、靴が細く綺麗に見えるようになります。

選択理由のメインは前者ですが。。。(;^_^A

 

と私の靴の仕様は大体こんな感じです。

オーダーする時の参考になれば何よりです。

 

 

ではでは。。。

 

 

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