こんにちは、BROSENT（ブロセント）の清水です。
欠品しておりましたシャークスキンのブラックがようやく入荷してきました！
本日はBROSENTで扱っているシャークスキンはちょっと貴重なんだぜ！と言うお話をしたいと思います。
是非最後までお付き合いください。
BROSENTでも人気のエキゾチックレザー≪シャークスキン＝サメ革≫。
現在『ブラック』『ダークブラウン』『グレー』の３色で展開しております。
その内一番人気の『ブラック』が年明けに完売してしまいました。
発注から１ヶ月、ようやく入荷して参りました。
時間のかかった理由はBROSENTでは『特大』サイズを厳選して作ってもらっているからです。
ここでちょっと≪シャークスキン＝サメ革≫についてお話しましょう。
≪シャークスキン＝サメ革≫で使用される革は主に『ヨシキリザメ』というサメが使用されます。
わさびおろしに使用されるサメとは種類が違います。
関東から東北にかけての太平洋側で広く水揚げされており、日本で取れるサメの70％が『ヨシキリザメ』系だそうです。
体長は2～3ｍ程度で細長い体形をしています。
身は独特の弾力があり、かまぼこやはんぺん等の練り物として使用され、ヒレは中華料理の高級素材であるフカひれの原料として使用されます。
また革も国内供給が出来、耐久性があることから太平洋戦争中には軍靴の製造にも利用されてきました。
使われるサメについて分かったところで、何故BROSENTで使っている革が貴重なのかの話に進みましょう。
さて先ほど体長は2～3ｍと書きましたが、革として使える部分はかなり限定されます。
下の写真をご覧ください。
仮に大きめで体長３ｍとしましょう。
まず頭からエラの部分辺りは使えません。
同様に尾ヒレをはじめとするヒレ関係も使用不可です。
となると黄色いの丸で示した辺りしか使えないんですね。
凡そですが150～160cm程度でしょうか。
また胴体には背ヒレ、胸ヒレ、腹ヒレがあるため体の側面部分しか使用できないので、一匹から両サイドで１枚ずつ取ることになります。
で、今回入荷してきた革を見てみましょう。
長さ170cm、幅37cmです。
先ほど計算した150cm～160cmと比較してもかなり大きいことが分かると思います。
かなり大きな個体から取れた革だけを厳選して作ってもらってるんです。
なのでかなり貴重です。
因みに一般的に売られている革と大きさを比較すると。。。
大きさが全然違います。
写真の小さいものは幅が12cm程度しかないので作れる靴のデザインがかなり限定されます。
BROSENTの特大サイズなら大体どんな靴でも生産可能です。
革メーカーさん、かなり苦労してかき集めてくれているようです。
いつもありがとうございます！m(__)m
その代わり他の所で貢献したいと思います。
先日担当のSさんから『サメ革流行ってるの？BROSENTさんで始めてもらってからちょくちょく他の所からも発注が来るようになってね。。。』と言われました。
ね？貢献してるでしょ。(^_-)-☆
シャークスキンのパイオニア（？）BROSENTで、『傷付かない』『水弾く』『柔らかい』の最強天然素材≪シャークスキン≫で靴作ってみませんか？
ではでは。。。
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