こんにちは、BROSENT（ブロセント）の清水です。
靴に携わって四半世紀を過ぎました。
流石に長いことやっているので日本で、海外で、お店で、ショールームで数々のシューホーン＝靴ベラを見てきました。
ですがなかなか『これは！？』と言うアイテムには巡り合えません。
そんな中遂に究極のシューホーンが現れました！！
本日はそちらのご紹介です。
BROSENTにお越しいただいたお客様はご覧になられたことがあると思いますが、BROSENTではこういったシューホーンを使用しています。
名付けて『プロフェッショナルフィッティングシューホーン』。
一般的なシューホーンよりもかなり細く出来ているのが分かると思います。
これ前職時代お取引先様の担当者だった本間君に無理言って作ってもらった一品です。
何故こんなものをわざわざ作ってもらったかと言うと。。。
最近の靴、特にインポートの高級靴や、日本人の足に合わせた靴のカカトは小さく出来ているケースが増えているんです。
因みに上の写真は左がBROSENT、右がイギリスのCrockett&Jones（クロケット＆ジョーンズ）です。
ね？かなり小さいでしょ？
これを一般的なシューホーンで履こうとすると。。。
ここまでしかシューホーンが入りません。
無理して履くとカカトが広がってしまいますし、テンションがかかってしまいます。
ですが『プロフェッショナルフィッティングシューホーン』だと。。。
ここまで入るのでカカトに負担をかけることなく足が落ちます。
一時期市販もされていたんですが、マニアックすぎてあまり売れなかったようで廃版になりました。
流石俺。。。(T_T)
話変わって先日Guild of Craftsの山口さんから『靴売るついでに革小物の残りも売ってくれない？』と頼まれ、BROSENTでセール販売を行うことにしました。
その中に『プロフェッショナルフィッティングシューホーン』に勝るとも劣らない究極のシューホーンが入っていました。
こちらです！
一見よくあるキーホルダータイプの携帯シューホーンです。
幅も『プロフェッショナルフィッティングシューホーン』に比べるとかなり広めです。
ですがこのシューホーンよく考えられてまして。。。
ぐにゃっと曲がるんですね。
芯材に革を使っているんです。
一般的なこの手のシューホーンには壊れにくいようにプラスチックや鉄の芯が入っています。
これがいけません。
変形しないので。。。
先ほどの写真のようにカカトに負担をかけちゃいます。
ですのがこのGuildさんのシューホーンは変形するので。。。
カカトに負担をかけることなく足を落とすことが出来ます。
『プロフェッショナルフィッティングシューホーン』とは異なったアプローチ方法ですが、理にかなっています。
靴好きの方なら持っていて損はないアイテムだと思います。
流石山口さん！！
今回入荷したのは。。。
カーフのバージョン（6,710円⇒3,300円）と。。。
高級皮革イタリアのブッテロのバージョン（10,670円⇒5,500円）、の２種類です。
どちらも数に限りがありますのでお早めにどうぞ。
通販も承りますのでお気軽にお問い合わせください。
それにしてもどうしてメーカーさんこういう商品作らないんだろう。。。
技術的に難しいのかな。。。(-_-;)
ではでは。。。
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TEL 0368861660
≪Guild of Crafts（ギルドオブクラフツ）≫公式サイト
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