エレファント(ゾウ)のレザーは厚みが有るし、表面はボコボコしてるし意外と細かい凹凸が
ヤスリみたいにザラザラしてたりと染色作業者にとっては出来れば避けたい革です。
取り敢えずは革の隅っこをカットして実験用に確保。
それを失敗する事を予想してやり直し用に4等分に細かくカット。
では実験開始。
パープルの染料でまずは色を入れてみます。果たしてちゃんと染まるのか?
おっ?意外と素直に染まりますね。
しかも思ったより発色も良いです。
白い布の色と染めた革の色がほぼ同じなの解りますか?
これ位、素直に色を受け入れてくれると助かるんです。
革によっては コードバンとか。。。 一部のメーカーが使ってる牛革とか。。。
赤を入れてるのに黒くなったり全く言う事を聞かない革も有るのでそれと比べると断然良いです。
これだけ素直に色が出るなら他の色はどうでしょう。
失敗すると思ったら意外と染まったので他の色も試してみましょう。
ブルーは?
オリジナルカラー「オーシャンブルー」の鮮やかな「ブルー」の発色OK。良い感じ。
じゃあ続けて「グリーン」はどうでしょう。
オリジナルカラー「グリーングラス」に使用する明るめのグリーンも良い感じ。
もう1色「レッド」を入れてみましょう。
「レッド」は若干発色が濃くなるけど、まぁOKかな。
と、染まり方は問題無さそうです。
ここからは、細かい技術系の確認。取り敢えずは何と言っても「グラデーション」です。
凹凸が深いので凹の部分に色が届きにくいんですが、それを敢えて上手く活かす事で自然な暈し効果にも繋がります。
先ほどの「パープル」「ブルー」「グリーン」も同じ様に仕上げて実験完了。
初見にしては悪くないと自負しております。
この位、素直に染まるならそこそこ色々な技法にも対応出来そうです。
例えば「エレファント(ゾウ)」のミュージアムカーフ風とか?
出来るかはやった事ないから解らないけど・・・
何はともあれ。カラフルなエレファント(ゾウ)の靴が作れるってだけで
相当、レアではないでしょうか。
2023年5月28日~BROSENTのオーダーシューズの受注が再開されました。⇒ 詳細
実は早速、エレファント(ゾウ)のグリーン染色で1足オーダーが入ってます。
果たしてどんな靴が出来上がるのでしょうか?
海外の靴に負けない1足に仕上げる為に全力で仕上げるのでお仕上がりをお楽しみに!
『オーダーシューズ受注再開のお知らせ』⇒ 詳細
BROSENTオリジナルオーダーシューズの受注を2023年5月28日より再開致しました。
現在展開している全モデルの受注が可能となります。
また過去にBROSENTでオーダーシューズをお作り頂いた方は通販でもオーダー頂けます。
お客様1人1人の足を採寸して仕上げる事で抜群の履き心地を実現。
使用する素材もインポートのトップブランドに引けを取らない高級素材を使用。
世界に誇る日本の職人の丁寧な仕事そんな1足が「平均8万円前後」のリーズナブルな適正価格でお作り出来るBROSENTです。是非、靴選びにお困りの方や近々靴のご購入をご検討されている皆様!当店にご相談下さい。
ご来店予定の有る方は、日程 お時間等をお知らせ下さい。
BROSENTのセミオーダーシューズのお取り扱い店舗様を募集しております。
≪靴磨きをこれから始めてみようかなと言う皆様へ≫
これだけは揃えておきたい!!
クリエイターサイト≪MyBest≫靴磨き職人がおススメするシューケアアイテム10選に紹介されました。
シューケアメーカーに20年以上務めた経験と実績から皆様におススメしたいアイテムをご紹介してます。
シューケアアイテム何を揃えれば良いの?とお悩みの皆様はコチラをご覧下さい
靴以外の革製品(お財布やハンドバッグ等)も普段のメンテナンスをすると長くご愛用頂けます。
靴と共に長く大切に使いたくなるアイテム10選!拘りのシューホーンやシュートリーのご紹介です。
本当の靴好きは道具にも拘りたい!持っている事で喜びを感じられる名品をご紹介してます。
1歩でも長く大切な靴と付き合う為に。靴を綺麗に保管する為に考えられたこだわりのアイテム10選