こんにちは、BROSENT(ブロセント)の清水です。
私前職は売上や在庫の管理、マネージングや店舗開発など様々な仕事をやっておりましたが、自称!メインの仕事はバイイングや商品企画でした。
それを20年ほどやっておりましたおかげか全盛期は200足以上の靴を所有しておりました。(恐ろしくて数えたことはありません。。。)
現在でも100足弱は残っております。
そこで連載として特に思い出に残っている靴を皆様にご紹介しようと思います。
私の仕事ですから、靴好きの方が期待する靴業界の裏話を怒られない程度に盛込んでいこうと思います。
本日は『これぞイタリア靴!な≪ANDREA VENTURA(アンドレア・ベンチューラ)≫です。
ご存知の方いらっしゃいますかね?
メーカーさんの商品ではなく所謂企画もの、デザイナーブランドです。
デザイナーさんが亡くなってしまい、現在は無いと思います。
一時期流行ったウォッシュレザーのダブルモンクです。
シューツリーを入れてあるので写真はシャンとしてますが、抜くと。。。
こんなにしわくちゃです。(;^_^A
メチャクチャ疲れますが、スリッパみたいに履けて結構お気に入りです。
このくたびれた感がたまりません。
因みにウォッシュレザーには『靴が完成してからドラムなどにぶち込んで丸ごと洗っちゃうタイプ』と『革の段階で洗いをかけるタイプ』の2種類があります。
前者の方がソールなどにも当たりが出て雰囲気があるので個人的には好きです。
こちらの靴も前者です。
一応マッケイで縫われいますが、ソールは激薄で、あっという間にオールソール交換になると思います。
でも多分張り替えないでしょう。
イタリア靴はそれで良いんです!
グッドイヤー製が多いイギリス靴は何度もソールが張り替えられ長持ちします。
なので過去に作った靴の設備(木型やパターン)なんかもずっととってあることが多いです。
一方多くのイタリアメーカーは結構な確率で数年経ったら捨てちゃうようです。
『ファンションなんだから数年前の靴なんて恥ずかしいから履くな!』と言うことだと思います。
この刹那的な所がイタリア靴の良さかと。
と勝手に解釈してみました。
にしてもカッコいいな、この靴。。。
ではでは。。。
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