ブログ『姫路訪問記 vol.3~コードヴァン新喜皮革様編Part1』

 

こんにちは、BROSENT(ブロセント)の清水です。
短期連載『姫路訪問記』。
前回、前々回と≪黒桟革≫を生産する≪坂本商店≫をご紹介させていただきました。

『姫路訪問記 vol.1~黒桟革坂本商店様編Part1』

『姫路訪問記 vol.2~黒桟革坂本商店様編Part2』
本日からはコードヴァンの生産で有名な≪新喜皮革≫のご紹介です。
ではご覧ください。

 

実は今回の工場見学は≪坂本商店≫だけの予定だったのですが、≪坂本商店≫の見学後立ち寄ったカフェでたまたま≪新喜皮革≫の新田社長様と偶然遭遇。
坂本様がご紹介くださり急遽見学が可能となりました。
快く引き受けた下さった新田社長様、ありがとうございます!m(__)m

と言う訳で突入です!!

 

 

敷地内にはこちらの事務所棟を含め大きい建物が何個も建っております。
ですが聞く所周辺では中規模程度を仰っておりました。

 

まずは原皮の段階からスタートです。
原皮は主にポーランドやイタリアなどヨーロッパから仕入れているそうです。
これをお尻と胴体に分けます。
通常の革は。。。

 

 

こういった台を使った半分に切る(真ん中に包丁を入れる溝がありますね)んですが、お尻を分ける時は。。。

このような特殊な台を使って切り分けます。
お尻がコードヴァン、胴体はホースハイドと言う革になります。

 

 

切り分けられたお尻です。
分かりづらいですが真ん中のシワシワ部分がお尻の割れ目です。
表側から尻尾が顔を出していますね。

 

分けられた原皮を『太鼓』に入れて毛や脂肪を除去していきます。
そして皮部分だけになった物を。。。

 

 

木製のプールのようなものに入れ鞣します。
こちらも≪坂本商店≫同様100%植物(南アフリカ製のミモザ)を使ったタンニン鞣しです。

胴=ホースハイドは2週間、お尻=コードヴァンに至っては1ヶ月ほどかけて鞣します。
コードヴァンの方が時間がかかるのは繊維が細かい為、中まで浸透させるのに時間がかかるためだそうです。

 

 

こちらが皮から革になったお尻の革です。
ですが所謂≪コードヴァン≫にするためにはまだまだ多くの工程が待ち受けいています。

続きは次回お届け増します!

お楽しみに!!

ではでは。。。

 

 

 

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