ブログ『Мカーフ仕上について～オーダーと染替の違い』

最近流行のムラ感強め仕様、イタリアのタナリー≪イルチェア≫の≪ラディカ≫辺りが元祖にして最高級でしょうか？
他にもイタリア≪ゾンタ≫の≪ミスティ≫など様々なタナリーが追随しています。
最近ではフランスの大手≪デュプイ≫、だったかな？が出したの出さないだの。
BROSENTのオーダーでもお客様からのご要望が多く開発したのが≪Мカーフ仕上≫です。

こんな感じです。
これは≪ミッドナイトネイビー≫の≪Мカーフ仕上≫の例です。

こちらは≪トラディショナルブラウン≫の例。

こちらは≪ディープパプル≫の例。

こちらはちょっと珍しい≪ブラック≫の例。

こちらは≪クラシックボルドー≫の例です。

BROSENTの場合染めて作るので、ご希望の色を≪Мカーフ仕上≫にすることが出来ます。
既製品の場合ムラ感が強かったり弱かったりとまちまちですが、ムラ感の強弱もある程度調節が効きます。

それと染めているので基本ムラ感が取れません。
何度か『ムラ感が無くなっちゃったんですけど直せますか～？(T_T)』と言うご依頼を受けたことがあるので、既製品は場合によって落ちるケースもあるようです。

あと染替でも『≪Мカーフ仕上≫にしたい』と言うご要望が結構ございます。
ですが、これがなかなか難しい！！

≪Мカーフ仕上≫のムラムラはヌメ革の白を活かすことで出すことが出来ます。
元々色が染まってしまっている靴にムラ感を出すのって結構難しいんです。

条件としては。。。

元の色がかなり薄いこと。

元の色より濃い色に染めること。

他にも染まりやすい革であること、などが挙げられます。

これら全ての条件が整わないと染替の≪Мカーフ仕上≫は出来ません。
染替希望の方はお気を付けください。

ともかく人気の≪Мカーフ仕上≫。
ぜひ貴方の靴コレクションに加えて下さい！！

ではでは。。。

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