こんにちは、BROSENT(ブロセント)の清水です。
昨年末これまで標準仕様として扱ってきましたドイツ≪レンデンバッハ≫が倒産。
これに伴い新たに同じドイツの≪マルティン≫に変更いたしました。
ご注文頂いたお靴がボチボチと上がってきたので本日はそちらをご紹介しようと思います。
まずは改めて≪マルティン≫のご紹介をしましょう。
正式名称は≪Gerberei Martin(ゲルベライ・マルティン)≫と言います。
Gerberei(ゲルベライ)とは日本語にすると『皮なめし工場』のことで、『マルティンの皮なめし工場』と言う意味になります。
創業は1871年創業の≪レンデンバッハ≫に対し、≪マルティン≫は1645年とかなり古いタナリーとなります。
≪レンデンバッハ≫が『Edward Green(エドワード・グリーン)』や『Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)』のハンドグレード、つまりは10万円台の靴に使用されているのに対し、≪マルティン≫は『Silvano Lattanzi(シルヴァノ・ラッタンジ)』やビスポークなど、20万円オーバーの靴に使用されています。
10万円以下の靴に付けられるこの貴重性、お分かりいただけますでしょうか?
ではご覧いただきましょう。
まずはオーソドックスな。。。
レザー&ラバーのトップリフトとの組み合わせ例です。
これを見て最初に思ったのが。。。
美しい!!
この一言です。
まるで。。。
拵(こしらえ:刀の外装の事)を付けていない、剥き身の日本刀を彷彿させる美しさです。
余分なものを全て排除し、その本質をそのまま曝け出す様な美しさを感じます。
『Silvano Lattanzi(シルヴァノ・ラッタンジ)』の靴などで見たことはあったんですが、実物をまじまじ見ると何とも言えない怪しい位の美しさです。
『靴は履いてなんぼじゃい!!』派の私でも、『何か履くのもったいないな。。。(-_-;)』と思う位です。
続いてみてみましょう。
私がお勧めしているレザーソール&ガムライト・ケープタウントップの例です。
履きやすさのために踵をラバーにしてあるのにこの見た目!
恐るべし≪ゲルベライ・マルティン≫!!
最後にとどめが!!
『どうしてもやりたい!』と言うお客様がいらっしゃったので特別にやってみました。
全革トップリフト。
私も過去にビスポークでやったことがあるのですが、メチャクチャ滑るのでお勧めは致しません。
でも、これはこれで非常に美しいかと思います。
≪レンデンバッハ≫はソールの真ん中に≪JR≫と刻印を打っていましたが、≪マルティン≫の場合はそんな装飾はいりません!
仮に刻印があったとしてもBROSENTとしてはやりません!!
折角こんなに美しいのにそんなもの入れたら勿体ないです!!
ましてや全カラスなんかで真っ黒にしたら。。。いや、やりますよ、頼まれれば。。。
でも分かって欲しいなぁ。。。この美しさ。。。(;^_^A
と言うことで、今後はこの≪ゲルベライ・マルティン≫が標準仕様となりますので宜しくお願い致します!m(__)m
ではでは。。
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