ブログ『コードヴァン続々入荷！～これが本当のコードヴァンだ！』

 

今回ご注文いただいたコードヴァンは本日までのところ３色。

グリーンとブラック、ブルーです。

靴になった状態は皆さんご覧になったことがあると思いますが、意外と革のままはご覧になったことがないのではないでしょうか？

そこで本日は昨日入荷してきたコードヴァン、革のままをご覧いただきたいと思います。

 

 

まずはグリーンから。

椅子のサイズから大体の大きさの推測はつくと思います。

 

 

靴にするには１枚では足りません。

なので２枚購入しています。

 

 

見てください、この透明感！！

本当のコードヴァンはこんな感じの透明感なんです。

毛穴痕の小さなブツブツが分かると思います。

これがコードヴァンの証です。

顔料で覆われたプラスティックみたいな光沢感とは違います。

 

続ては。。。

 

 

ブラックです。

 

 

カーフの質感、光沢感とは明らかに違いますよね？

 

最後がネイビーです。

 

 

これ私も好きだな～！！

めちゃめちゃ綺麗です！！

 

 

通常ならコードヴァン、と言うか革はブラックなど濃い色を除いて１枚の中で色の濃淡が出来ます。

その革で靴を作ればパーツパーツで色が微妙に異なってきます。

これを嫌がって顔料を吹き付けて色を統一化しているわけです。

染料か顔料かの区別が出来なくても、全部の色が同じか同じじゃないなら皆さんでも判断で出来るのではないでしょうか？

BROSENTでは顔料は吹き付けず、コードヴァンを素のままで生産しています。

 

あ、因みに私もネイビーのコードヴァンを使った靴を持ってます。

こちらです。

 

 

ブランドは≪CARMINA（カルミナ）≫。

現社長のトニー（BROSENTにも来た事あるんですよ。詳しくは⇒『こちら』）に無理言って作ってもらったお馬鹿さんシューズです。

私が持っている靴の中でもその馬鹿度はトップクラスです。

何故お馬鹿さんシューズなのか分かりますか？

コードヴァンってボリューム感があり、ヨーロッパでは秋冬用の素材なんです。

生地で言うとツイードやフランネルみたいなものですね。

春夏に履くのは日本人くらいです。

その秋冬素材で春夏用のメッシュ靴作っちゃったんです。

春夏には見た目重く、秋冬にメッシュは。。。(-_-;)

かなり使い勝手の悪い１足です。

アップで見ると。。。

 

 

分かりずらいかもしれませんが、しっかり毛穴痕もございます。

 

と言うことで、今日ご紹介した３色は既に打ち止めでございます。（『どうしてもって言われたらノーとは言えないかも。。。』独り言）

その他、特に茶系はまだOKですので、興味のある方はぜひご相談ください！！

 

 

ではでは。。。

 

 

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