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こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんの靴に対するお悩みや質問にお答えする『BROSENT知恵袋』。
本日は『オールソール交換後の履き心地』についてのご質問にお答えします。
本日の質問はこちらです。
『グッドイヤーウェルトの靴で、結構な痛みを伴う長期の履き慣らし(=修行)を経て履き馴染んだ後にオールソールをした場合、履き心地って履き慣らし前に戻り、また同じ位の修行が要るのでしょうか?』
う~ん。。。長期の履き慣らし。。。と言うのが若干気になりますが。。。まずは本題の方から片付けましょうか。
オールソール交換とは、ヒールも含めた底面全部を交換する修理のことです。
トップリフト交換(黄色線)、ヒールの全交換(赤線)を経て最後にたどり着く最終兵器的な修理です。
出来る回数はアッパーなどの状態次第ですが、構造の関係上マッケイ製法のお靴で2回前後、グッドイヤー製法のお靴で3回前後程度とお考え下さい。
なので踵周りの修理を繰り返し、なるべく先延ばしにした方が良い修理でもあります。
因みに。。。
こんな感じで穴が開いても。。。
基本的には直せるので、ギリギリまで先延ばししましょう。
オールソール交換の内容が分かったところで、次に靴の中を見てみましょう。
グッドイヤー製法のお靴の場合、一番下にアウトソールがあり、その上に中ものと言われるパーツが入り、インソール、そしてライニングやアッパーとなります。
オールソールをする頃にはこれらのパーツが全て柔らかくなり、履いている人の足に馴染んできているはずです。
オールソール交換は一番下のアウトソールのみを交換します。(状況次第で中ものも交換する場合もあります)
と言うことは柔らかくなったその他のパーツは全てそのまま、と言うことになります。
と言うことで本日の答えは。。。
『オールソールを行っても、交換されるのはアウトソールだけでその他のパーツはそのまま残るので完全に元の硬さに戻ることはありません。ただアウトソール分は硬くなるので、オールソール前よりは硬くなります。』
となります。
たまに『オールソール交換したら履き心地が変わった!』とお怒りになる方がいらっしゃいますが、当たり前なのでぜひ知っておいてください。
あと質問にあった『結構な痛みを伴う長期の履き慣らし(=修行)』。
ちょっと気になるので、こちらは次回にお話ししようと思います。
ではでは。。。
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