こんにちは、BROSENT(ブロセント)の清水です。
皆様ご存じの通り先日まで名古屋の三越様にてオーダー会を開催してきました。
ご来店いただいたお客様、そしてご協力いただいた三越の皆様本当にありがとうございました。
さて今回のオーダー会ですが、実演の他にもう一つ先方様から依頼があり、こんなことやってきました。
今回名古屋栄三越の担当の方からこんな依頼がありました。
『売場に新しい社員もいるので、靴のフィッティングを含む接客の講習をやってもらえないか?』
とのこと。
『お!やる気があるな!?』
お役に立てるなら、と言うことで承らせていただきました。
私前職時代企画やバイイング以外にもマネージメントなどもやっており、面接も担当しておりました。
当然他の靴屋さんで働いていらっしゃる方のご応募も多々ありました。
そんな時面接でよく聞いていました。
『今のところはフィッティングとか教えてくれましたか?』
これがですね、結構教えてもらってないんですよ。
昔々、某百貨店に販売で立っていた時も、専門的と言うか、理論的に教えているシーンはあまり見かけませんでした。
靴を作る学校はありますが、フィッティングなどを教える学校はありません。
皆独学、最悪分かっているふりで接客しているケースがほとんどだと思います。
こんなこと書いたら怒られそうですが実はこれが実情です。
スニーカーのように中綿が入っている靴ならいざ知らず、革靴はこれではちょっといけません。
どんな良い靴を作ってもきちんと合わせられる人がいないと意味がありません。
革靴業界の未来が心配です。。。(-_-;)
と言うことで今回は基本の基からしっかりお勉強していただきました。
まずはサイズのこと、特にインポートのサイズについては意外と理解していない方が多いようです。
他にも商品を履いていただく前にやっておくと良いよ、と言うことから始めて。。。
サイズの測り方。
お客様で自分の靴のサイズを自信を持って言える方って結構いらしゃいません。(逆に自分のサイズに固執する方もいらっしゃいますが。。。(;^_^A)
清水流(?)はサイズを聞く前に測っちゃいます。
その方が確実性も増しますし、何度もストックへ行く必要がないので効率的です。
続いてシューホーンの使い方。
シューホーンをお客様に渡して自分で履いてもらうお店が多いですが、プロですから。
こっちの方がカッコいいですしスマートです。
紐の結び方、結び方と言うか全体の絞め方ですかね。(写真違いますが。。。)
これも意外と適当にやっている方が多いです。
最後がメインとなるフィッティングについてです。
『どうなっているのが理想的なのか?』
『そのためにはどのように触り、どこを重点的に確認するのか?』
を理論に基づいて説明させていただきました。
それをやる理由を理解してやると実はこれそんなに難しくありません。
今回講習を受けていただいた方々も当日中にテンションのかかっている場所、足の当たり方の確認などが何となく掴めてきているようでした。
あとは数をこなして、様々な足の形状を体験するだけだと思います。
時間にして1時間程度の講習会でしたが、『初めて聞きました!』の連発でした。
やってみて良かったです。
皆さん、今後も頑張ってくださいね!
初の試みでしたが何とか無事終えることが出来ました。(まぁ今までもたまに教えてたので問題ないと言えば問題ないんですが。。。)
また機会がありましたら。。。やって。。。みようかな?
ではでは。。。
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