こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんの靴に対するお悩みや質問にお答えする『BROSENT知恵袋』。
本日は『靴を買う時に見るべきポイント』についてのご質問にお答えします。
本日のご質問はこちら。
『靴を買う時に履きやすい靴を見分ける素人でも分かるポイントってありますか?雑誌なんかに色々書いてありますが、素人には分かりません』
確かに!(笑)
何やら難しいことが書いてありますよね、雑誌って。
『俺は詳しいんだぞ!』みたいな。。。(-_-;)
本日は見れば誰でも分かる、履きやすい靴を一目で見抜く方法をご紹介します。
ポイントは3つ。
『コッペパンじゃない』『くびれは必要だけど極端じゃない』『バランスが重要』
まずは、『コッペパンじゃない』から。
靴を正面から見てみて下さい。
これがコッペパン。
これがコッペパンみたいな靴です。
こんな感じで左右対称でコッペパンみたいだとその靴甲の抑えがおそらく甘いです。
こんな感じで左右非対称だと人間の足の形に近いのでアッパーが甲にピッタリ沿うことが出来ます。
続いて、『くびれは必要だけど極端じゃない』です。
良く靴を。。。
こうやって見て『くびれが美しい。。。』とか仰っている方がいらっしゃいますが。。。危険です!(笑)
単にソールがくびれているのがお好きならそれで構いませんが、履き心地はここではあまり分かりません。
何故なら『裏から見たらくびれているのに、インソールは結構真っすぐ』、逆に『裏から見たら真っすぐなのに、インソールはくびれてる』靴が存在しているからです。
履き心地を左右するのは『ソールではなくインソールのくびれ』です。
こんな感じで中を見ましょう。
ただ、これセントラル靴の社長さんと意気投合したんですが、最近『絞れば良いんだろ!絞れば!絞れ絞れ!!』って言う靴が多いです。
ただ絞り過ぎちゃうと土踏まずがアッパーに乗っちゃうんですね。
なので『適度に絞れている』のが大事です。
履いてみて乗っていないか確認してみて下さい。
最後が『バランスが重要』です。
これは引退された。。。
私の靴の師匠の一人、≪Tricker's(トリッカーズ)≫や≪Edward Green(エドワードグリーン)≫などで剛腕(腕メチャメチャ太いんで。。。)っを揮ったノーサンプトンを代表する靴職人、レオナルド・ロビンソン氏、通称レンさんに教わった話です。
写真のように靴を平らな所に当ててみて下さい。
その際本底の一番出っ張っている部分と踵をしっかりと平面に当てて下さい。
こうやった時にガタツキがあったらその靴バランス悪いです。
ただし踵の一番後ろが1mm程度開いていてもOKです。
これは履けばすぐ解消されます。
またつま先が1cm前後開いている靴はより歩行に向いた靴と言えます。
イタリアの高級靴などはここにほとんど隙間が無いこともあります。
悪い靴と言う訳ではありませんが、歩行にはあまり向いていないと言えます。
兎も角ガタツキが無いことがポイントです。
以上3点でご確認ください。
と言う訳では本日の答えは。。。
『『コッペパンじゃない』『くびれは必要だけど極端じゃない』『バランスが重要』をご確認ください。ただし店員さんの見ている所でやると相当白い目で見られます。ご注意ください。そして責任は持ちません。。。』
でした。
ただし!ここまで書いておいて何なんですが、足の形状は人それぞれなんで、あくまで一般論とお考え下さい。
ではでは。。。
引き続きお悩み、疑問、質問を受け付けていきますので、是非お気軽にご質問下さい!!
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BROSENT知恵袋に質問です、みたいな事を書いておいてください。
あとお名前は出しませんのでご安心ください!
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