こんにちは、BROSENTの清水です。
毎日雨ばかりで嫌になりますね。。。
梅雨なんで降らなきゃ降らないで困るんですが。。。
そんな鬱々とした気を晴らす素晴らしい素材がBROSENTにまた入荷いたしました。
ここ最近ゾウやらアンテロープ(ヌー)やら少し変化球的皮革が多かったですが、今回は剛速球ど真ん中です。
その名も≪DOE SKIN(ドエスキン)≫です。
さて、どんな革でしょう!?
英語で発音すると『ドゥエ』みたいに聞こえますが、面倒なんで『ドエ』でいきます。
『DOE(ドエ)』とは『雌ジカ』のことを指します。
ですから≪DOE SKIN(ドエスキン)≫は『雌ジカの革』と言うことになります。
まずはご覧いただきましょう。
何か気付かれました?
そう、この革の名前は≪DOE SKIN(ドエスキン)≫であり、≪DOE SUEDE(ドエスエード)≫ではございません。
つまりこの革リバーシブルなんです。
アップで見てみましょうか。
表面は。。。
天然のシュリンクレザーです。
カントリーっぽい靴に合いそうです。
一方裏面は。。。
当然ですがスエードです。
しかも表革がそのまま残っているので所謂貴重な『銀付きスエード』と呼ばれるやつです。
タナリーは『スエードと言えばここでしょ!』な英国の≪Charles・F・Stead(チャールズ・F・ステッド)≫。
サイトには。。。
『Farmed deer skins, tanned for an unparalleled soft, plump handle. Beautiful natural aniline shrunken grains and suede reverse.』
(他に類を見ないほど柔らかく、肌触り良く鞣された養殖ジカの革。美しい天然シボ革とスエードのリバーシブルです)
だそうです。
訳は怪しいですが、『他に類を見ない』と言う辺りにタナリーの自信の程が窺えます。
とにかく手触りは半端じゃありません。
≪Charles・F・Stead(チャールズ・F・ステッド)≫のサイトからお借りした上の写真を見ればどのくらい柔らかいか分かると思います。
しかも厚みもしっかりあるので耐久性も申し分なしです。
そしてこの革、オリジナルのサイトには記載されていないんですが、こんなスペシャルな特徴も併せ持っています。
油分が多いため天然で滅茶苦茶水を弾いてくれるんです!!
因みに表側も。。。
流石にスエードほどではないにせよ相当弾きます。
大きな水たまりの上にある小さな水滴を見れば分かると思います。
どうですか!?
天然の、しかもトラッドの、直球ど真ん中な素材じゃないですか?
さて話は変わりますが、戦中生まれの私の母はスエードのことを『バックスキン』と呼びます。
この『バック』って言うのが問題でして。。。
これあくまで推測なんですが、昔からシカ革のスエードは高級皮革として知られていました。
雄ジカのスエードで『Buck Skin(バックスキン)』と言われます。
『Buck』=『雄ジカ』と言う意味です。
ですが母ちゃんたち一般人は、これを『Back Skin(バックスキン)』、『Back(裏側』の革と勘違いしたんじゃないでしょうか?
まぁスエードって裏側ですし、カタカナ表記にしたら間違いではないんですが。。。
今度母ちゃんに教えてあげよう。。。
と言う訳で雌ジカの革≪DOE SKIN(ドエスキン)≫。
取敢えずはチョコレート=ダークブラウンのみの入荷となっております。
他にブラックとキャメルもあるみたいなので欲しい方は仰ってください。
それではぜひお店に驚異の柔らかさ、体験しに来てください!
水の滝も希望があればやりますので、見たい方は言ってくださいね~!!
ではでは。。。
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