こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんの靴に対するお悩みや質問にお答えする『BROSENT知恵袋』。
本日は『ユタカーフ』についてのご質問にお答えします。
本日のご質問はこちら。
『BROSENTさんで扱っているユタカーフに興味があります。ネットで調べても御社とエドワードグリーンしか出てきません。どういった素材なのでしょうか?』
そうですねぇ。。。確かにあまり頻繁に使われる素材ではないですね、高いですから。。。(;^_^A
では≪ユタカーフ≫について改めてご紹介させていただきます。
≪ユタカーフ≫は最近少し有名になってきたフランスのアルザス地方にあるタナリー≪Haas(ハース)≫が生産する皮革です。
≪Haas(ハース)≫は『シャネル』グループ傘下のタナリーで、当然『シャネル』や、他グループのH社などにも商品を提供しています。
クウォリティが高く業界内では高い評価を得ているんですが、同じフランスの『デュプイ』や『アノネイ』なんかと比べると知名度が落ちると思います。
理由は簡単で、生産量が少ないためあまり数が流通していないからです。
その≪Haas(ハース)≫社を代表する皮革の一つが≪Yutacalf(ユタカーフ)≫です。
栗やミモザなどの植物を使ったタンニン鞣しで作られていますが、同じタンニン鞣しの≪ベルーガ≫同様非常に柔らかいといった特徴があります。
型押しってプレスをかけるので一般的には固い革が多いんですが、≪ユタカーフ≫は履き心地もとてもソフトです。
また何種類ものオイルが含まれているため通常のカーフと比べ耐水性に優れています。
見た目の特徴は珍しいひし形のパターンです。
何かに似ていますよね?
そう!
パターンがあの幻の革と言われる≪ロシアンカーフ≫と同じひし形なんです。
≪Horween(ホーウィン)≫の≪ハッチグレイン≫などと同じ、≪ロシアンカーフ≫の型押しとも言えるエンボスレザーです。
オイルレザーなのでこの革何もしないと結構マットな感じです。
ですが。。。
クリームを入れると写真に右側のように結構光沢が出ます。
マット仕上げてカジュアルっぽくも履けますし、少し光沢を出してドレッシーに履くことも可能です。
靴にすると。。。
こんな感じです。
本間先生も『良いな~。。。これ。。。』とべた褒めでした。
と言う訳で本日の答えは。。。
『ユタカーフ良いです!!かなり良いです!!ぜひ作りましょう!!』
でした。
あと現状手持ちはブラックしかありませんが、革屋さんから『ダークブラウンも入りましたよ!』と言われているので、在庫が残っていれば買えます。
ではでは。。。
引き続きお悩み、疑問、質問を受け付けていきますので、是非お気軽にご質問下さい!!
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BROSENT知恵袋に質問です、みたいな事を書いておいてください。
あとお名前は出しませんのでご安心ください!
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