こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんの靴に対するお悩みや質問にお答えする『BROSENT知恵袋』。
本日は『無色=ニュートラルのクリーム』についてのご質問にお答えします。
本日のご質問はこちら。
『乳化性クリームで、ニュートラルと普通の色(ブラックやブラウンなど)の使い分けは何かあるのでしょうか。色の付いているクリームがあるなら、あえてニュートラルを選ぶ意味はない気がするのですが。』
お!?ニュートラルクリームの存在意義が分からない感じですね!?
OKです!
今回はニュートラルクリームが何故いるのか?そして結構知られていないその底力についてお話ししたいと思います。
こちらのニュートラルクリーム。
確かに『何色にでも使えるから。。。』と言う理由で使われている方も多いと思います。
しかし!このクリームにはきちんと存在意義があるのです!
まず第1に!
これオリジナルカラーの≪Jewel Beetle(ジュエルビートル)≫と言うんですが、こんな微妙な色の靴にジャストで合うクリームは存在していません。
そんな時は。。。
ニュートラルのクリームです!
と言う訳で答え一つ目。
『微妙な色の靴に使える!』
です。
まだまだありますよ~!!
こんなコンビの靴。
細かい方なら色ごとに合ったクリームを使うでしょうが、ちょっと面倒くさくないですか?
そんな時に便利なのが。。。
ニュートラルのクリームです!
ただ塗るブラシなどはパーツの色に合わせて分けましょうね。
二つの目の答えは。。。
『コンビの靴のメンテナンスに最適です』
続いては。。。
乳化性クリームには補色効果があります。
ですが靴が真新しい状態の場合補色の必要はありません。
特に写真のような明るい色の靴の場合はなおさらです。
そんな時に使えるのが!
そう!ニュートラルのクリームです!
ただ使い込んで色が少しぼやけてきたら色付きのクリームの方が良いのでそちらに切り替えて下さい。
三つめは。。。
『真新しい靴は補色の必要が無いのでニュートラルのクリームが最適です』
そして最後!!
三つ目のお話で『切り替えるなら最初から色付きで良いじゃね!?』と思った方、いらっしゃいますよね?
実はちゃんと理由があるんです。
水と墨汁に置き換えると分かりやすいかもしれません。
ニュートラルのクリームは色が入っていないので、水と同じようなものです。
一方色付きのクリームは水に色を入れているので墨汁と同じです。
どっちが透明感があるでしょうか?
水ですよね?
そう!ニュートラルのクリームの方が仕上に透明感が出やすいんです!
なので補色の必要のない最初期段階では透明感の出るニュートラルのクリームでお手入れした方が良い、と言う訳なんです。
因みに色付きのクリームが必要になった段階でも最後にちょっとニュートラルを入れるだけで綺麗な仕上がりになります。
ポリッシュにも同じことが言えて、ハイシャインの最後ニュートラルで仕上げると色付きだけでやったよりも透明感がアップします。
この技恐らく靴磨き屋さんでも知らない方いらっしゃると思います。
クリームメーカーで長年働いていた本間先生がいるからこその知識です。
と言う訳で最後の答えは。。。
『色付きより透明感が出るので、補色が必要な時以外はニュートラルを使うと良いよ』
でした!!
ニュートラルクリームが実は結構な実力の持ち主であること、お分かり頂けましたでしょうかうか?
そう!ニュートラルクリームは素材意義ありありなんです!!
是非上手にご活用ください。
ではでは。。。
引き続きお悩み、疑問、質問を受け付けていきますので、是非お気軽にご質問下さい!!
≪質問受付≫
ご質問は『コンタクト』からお願いしたします。
BROSENT知恵袋に質問です、みたいな事を書いておいてください。
あとお名前は出しませんのでご安心ください!
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