本日は明日より開催される『BROSENTオーダー会 in 仙台三越』へ向かうため17時までの営業となります。お気を付けください。
こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんの靴に対するお悩みや質問にお答えする『BROSENT知恵袋』。
本日は『流行のベルジャンシューズ』についてのご質問にお答えします。
本日のご質問はこちら。
『最近巷で流行りの「ベルジャンシューズ」は結局のところローファーと何が違うのでしょうか?』
ところでベルジャンシューズと言う靴はご存知でしょうか?
1枚革をパイピングで縁取りヴァンプ(甲)にしたスリッポンです。
デザインはタッセルなどの飾りが付いています。
ここ数年流行、と言っても街中でほとんど見ないので、『騒いでいるのはメディアだけなんじゃね?』と思っているスリッポンの一種です。
元々はアメリカニューヨークの百貨店≪Henri Bendel(ヘンリベンデル)≫がベルギー人の職人さんと開発したことから≪ベルジャンシューズ≫と言う名前になったそうです。
つまりジャンル名と言うよりは商品名に近いんですね。
たまに≪ペルジャンシューズ≫と言っている方がいますが、それだとペルシャになっちゃうのでお気を付けください。(;^_^A
先ほど『ここ数年』と書きましたが、私が前職時代に某店のバイヤーをやっていた晩年に既に出しているメーカーがあったので、6年前には既にパクられていた、と言うことになりますね。
一方のローファー。
19世紀初頭ロンドンの≪Wildsmith(ワイルドスミス)≫というビスポークメーカーが、ジョージ4世のために作った室内履きが最初と言われています。(異説あり)
その後1950年代にアメリカの学生の間で流行となり今に至ります。
ご存じの方も多いと思いますが、『Loafes(ローファー)』とは英語で『怠け者』を指します。
日本では上の写真のようなモカがあって、サドル(甲部の帯状の革)が付いたものを指すことが多いですが。。。
これはタッセルローファーと言いますし。。。
グッチの定番品のこちらもビットローファーと言います。
つまり厳密に言うとローファーはスリッポンとほぼ同義語として使われている、と言うことなります。
なので答えは。。。
『ベルジャンシューズは商品名でジャンルの名前ではありません。デザイン的にはローファーの1種と言えます。』
と言う感じです。
どちらも絶対的な定義が無いのでなかなか難しいですね。
ではでは。。。
引き続きお悩み、疑問、質問を受け付けていきますので、是非お気軽にご質問下さい!!
≪質問受付≫
ご質問は『コンタクト』からお願いしたします。
BROSENT知恵袋に質問です、みたいな事を書いておいてください。
あとお名前は出しませんのでご安心ください!
👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞👞
BROSENTの靴の特徴に関してお知りになりたい方は⇒『個靴~BROSENTの靴』
オーダー方法に関してはお知りになりたい方は⇒『How to Order~オーダーの方法』
BROSENTの靴を買える場所をお知りになりたい方は⇒『アクセス~取扱店舗』
BROSENTでは代理店の募集や各種オーダー会なども行っております。詳しくは⇒『法人様向け』
コメントをお書きください