ブログ『染替はこんな使い方も出来ます～半永久グラデーション』

 

『これって結構凄いことですよ！』と言われたのが、店頭にあるこちらのサンプル。

 

 

BROSENTを代表するミディアムブラウン≪Renaissance Marrone（ルネサンスマローネ）≫にフレーム仕上（靴を絵画に見立て枠を付けるように濃い色を入れた仕上）を施したプレーントゥオックスフォード≪Holly（ホリー）≫です。

これの何が凄いかと言うと。。。見た目ではございません。

 

グラデーション仕上と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか？

トゥに向かって濃く仕上げる方法のことを指します。

フレーム仕上はその変化版なんですが、濃淡が如何にも手仕事的な感じがして高級感が増すので良く使われる仕上方法です。

ご自身でメンテナンスをする際、トゥの部分だけ少し濃い色のクリームを使う方も多いと思います。

ただ大抵の場合この濃い部分ってほっとくと薄くなったり剥げちゃったりします。

しか～し！！BROSENTのこれって染めてるんで薄くなったり剥げたりしないんです！！

半永久的にこの状態が続いちゃうんです！！

私たちは日常が染めなのでそれほど深くは考えていなかったんですが、お客様に『これって結構凄いことですよ！もっとアピールして良いんじゃないですか！？』と言われて、『あ、そうなんだ』と思った次第です。

 

≪フレーム仕上≫だけでなく。。。

 

 

当然こんな普通のグラデーションも濃い部分はクリームやポリッシュでやっているのではなく染めているのでこの状態がずっと続きます。

自分で苦労してトゥを濃くする必要がないんです。

 

そしてこの技術は染替えにも応用が利きます。

 

 

左が施術前で、右が施術後です。

そっくりですよね？

どこを染めたと思います？

 

そう！

トゥの部分です。

落ちてしまうので定期的に自分でも濃い色のクリームを塗ってキープしていたグラデーションをこの際固定させちゃおう！！という寸法です。

この後は薄い方の色のに合わせたクリームだけでこの状態をキープできます。

 

こんな染替の利用方法もあるので、ぜひご活用ください。

 

 

ではでは。。。

 

 

 

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