こんにちは、BROSENTの清水です。
過去の作例をご紹介する連載企画『Remember past order』。
『この靴のポイントはここですよ~』とか、『BROSENTではこんなことが出来ますよ~』と言う具合に私が解説していきます。
もう既にBROSENTのお靴を持っている方も、これからオーダーしてみようかなぁと言う方もお買い物の参考してして頂けると幸いです。
これまで以上にマニアックに攻めていきますので楽しんで見て下さい!!
本日は『モダンなスペクテーター如何でしょう?』なお靴のご紹介です。
スペクテーターと言う靴をご存じでしょうか?
1920~1930年代、スポーツや競馬の観戦は紳士淑女にとってある種の社交場でもありました。
当然皆お洒落をして行く訳ですが、そんな時に履かれていたのが黒×白や茶×白といったコンビシューズでした。
その為そういったコンビシューズの事を観客を意味するSpectatorをもじってスペクテーターシューズと呼ぶようになりました。
スペクテーターと言うと普通は。。。
こんな感じです。
一応スポーツ観戦と言うことでスポーツ的にフルブローグやセミブローグが人気だったようです。
ブローグやメダリオンなどのディティールは元々アウトドアシューズのディティールですからね~。
ただこの手のクラシックなスペクテーターって上手くカジュアルっぽく使わないと、コスプレっぽくなりがちです。
で、す、が!
BROSENTならこんな使いやすいモダンなスペクテーターが出来ちゃいます!!
こちらです!!
ブラインドブローグのスペクテーターです。
スッキリさせてあるので少しドレスっぽくしてもコスプレっぽくなりません。
こちらのモデル、実はイギリスの某メーカーのショールーム置いてにあった1930年代の靴を参考に作ったものです。
置いてあったモデルもスペクテーターだったんですが、これ多分スペクテーターのために考えられたデザインだと思います。
サイドのデザインがちょっと変わってるの分かりますか?
コンビにした時に見栄えがするように計算されて作られているんです。
元のモデルはサイドのパーツは二股にはなっていなかったんですが、≪クレア≫は二股にして更にコンビ映えするように修正しました。
コンビが映える工夫は他にもあります。
フェイシング(シューレース付近)のパーツを細かく分けました。
これにより様々なパターンにすることが出来ます。
例えばこちらはトゥとフェイシングの色を同色にしてありますが。。。
ヴァンプとフェイシングを同色にすることも出来ます。
当時の資料を見るとどちらのパターンも存在していたようです。
好みに合わせてお選びください。
またBROSENTなら黒×白、茶×白以外にも、ネイビー×白や赤×白などどんな色合わせでもお作りすることが出来るので、スペクテーターをお探しの方は是非お気軽にご相談ください!!
ではでは。。。
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