こんにちは、BROSENTの清水です。
BROSENTではレギュラーで取り扱っている革以外にサメ革やゾウ革、ヤギ革、ロシアンカーフや、Du Puy(デュプイ)の撥水レザーなどなど変わった革をご提供してきました。
そしてこの度新たにコードヴァンを購入してみました。
今回は王道です!!
以前から『コードヴァンで作りたいと言うご依頼が何件かありまして、インポートから国産まで色々と買ってお作りしていました。
ですがあくまでご依頼があった時のスポットでした。
しかし!この度、半!(;^_^A レギュラー化するべく色々と探し回ってみました。
まずは以前1度購入したことがあるイギリス≪Clayton(クレイトン)≫のコードヴァン。
これは珍しいUKコードヴァンとして良いかと思ったんですが。。。輸入元が取扱いを止めちゃいました。。。(T_T)
続いて定番アメリカ≪Horween(ホーウィン)≫のコードヴァン。
こちらは現在お取引のある革屋さんが新たに始めると聞いて、『これは!?』と思ったんですが。。。
入荷が半年~1年に1度とのこと。。。入荷しても予約していないと買えない可能性が高いこと。。。とハードルが高く。。。なにしろお客様に安定して供給するのが難しそうです。。。(T_T)
私前職時代にアメリカの≪Allen Edmonds(アレンエドモンズ)≫、イギリスの≪Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)≫、スペインの≪CARMINA(カルミナ)≫などホーウィンのコードヴァンを使っているメーカーさんとお付合いがあったんですが、そう言えば皆さん口を揃えて『安定供給がね~。。。(-_-;)』と仰っていたのを思い出しました。
因みに≪Horween(ホーウィン)≫で作られているコードヴァンはオイルド仕上と呼ばれるコードヴァンです。
と言うことはBROSENTによく持ち込まれるアメリカ靴の顔料剥がれは。。。ご想像にお任せします。。。(-_-;)
皆さんもお仕事をされていると思うので分かると思いますが、商売をするのに価格も大事ではあるんですが、安定供給は絶対欠かせない条件です。
『こうなりゃ!』と言うことで思い切って国産当たってみました!
靴好き、革好きの方なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。
国産コードヴァンの雄、姫路の≪新喜皮革≫さんです!!
≪新喜皮革≫さんでは2種類のコードヴァンを生産しています。
オリジナルとオイルドの2つです。
顔料仕上を施したオリジナルコードヴァンと、染料&オイルで仕上げたオイルドコードヴァンです。
BROSENTではこのうちの一つ、オイルドの方を扱うことにしました。
理由としましては。。。
・高い透明感
・コードヴァン本来の質感
・柔らかさ
を重視した結果です。
最もオリジナルの方もタンナーさんが施した顔料仕上ですからそう簡単に落ちることはないんでしょうが念のためです。
あと顔料が乗ると顔料分革が固くなるのでそれも避けました。
と言う訳で買った革はこちらです!
真ん中に傷がありますが、まぁこの程度は良いでしょう。
アップで見てみましょう。
透明感があり、染料独特のムラ感があります。
顔料が乗っていないコードヴァン本来の味わいを見ることが出来ます。
で、これを何に使うかと言うと。。。
2021年春夏の新作サンプルに使おうかと思っております!!
コードヴァンって本来は秋冬向けの素材なんですけどね。。。(;^_^A
残念ながらまだお見せ出来ませんが、完成したらご覧いただこうと思います!!
パターンはもう決まっているので完成までもう少しです。
お楽しみに!
なおコードヴァンは革屋さんの方でも在庫切れがあることがありますので、状況によっては少しお時間を頂くこともあります。
その点ご容赦ください!!
因みに料金はオプション価格で+60,000円です。
結構利幅狭めで勝負させていただきます!m(__)m
ではでは。。。
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T.N (火曜日, 08 12月 2020 05:14)
新作は外羽根・・・?
BROSENT (火曜日, 08 12月 2020 09:29)
T.N様、コメントありがとうございます。
はい、外羽根です。
近々にお見せできると思います!