本間です。
今回は前回の「常夏仕様」のカラーリングから打って変わって「日本的」なカラーで染色したオーダーシューズのお仕上がりをご覧下さい。
BROSENTのオリジナルカラー
≪Kobe Brown~コービーブラウン≫
何とも味わい深い上品なお仕上がりです。
実はオリジナルカラーとしてご紹介しつつ。。。
まだお仕上がりに安定感が有りません。。。
これはは私の努力不足も御座いますがとても繊細な調合が必要な色です。
少し緑がかった色目を出すのがとても難しく中々安定して同じ様に仕上げるのが難しい色の1つです。
店頭のサンプルの色を確認しながら微調整しながら染色しました。
海外っぽい大胆な色使いは「バーーーッ」と勢いで行う事が多いですが、日本的な色はやはり繊細です。
店頭のサンプルと比べるとやや「緑」が強い?
光加減によってはさほど差はない?
本当に僅かな染料の調合が大切なカラーです。
茶系は茶系ですが、何とも表現しずらい独特な色に仕上がりました。
実はこの≪Kobe Brown~コービーブラウン≫は日本の伝統色をイメージして出来た色なんです。。
恐らく海外には無い色なんじゃないでしょうか?
この色は日本名を≪媚茶(こびちゃ)≫と言います。
江戸時代に流行した色で、やや黒ずんだ黄褐色、だそうです。
元々の名前は昆布茶(こぶちゃ)といい、海藻のコンブの色を写したものでしたが、『異性に媚びるような艶っぽい色』という意味の『媚茶』の字を当てられて流行したそうです。
色男が履く「モテ色」って事でしょうか。何とも魅力的なお話ですね。
落ち着いたカラーなので比較的コーディネートしやすく、派手な色ではないですが特徴的な色なので
あまり目にする事の少ない風合いに仕上がります。
そしてこの色の出し方はかなり複雑な調合と思いつかない組み合わせの色を混ぜてます。
企業秘密です☆
BROSENTのオリジナルカラー「媚茶色の≪Kobe Brown~コービーブラウン≫」は日本的な魅力靴」です。
気になる方は是非お問い合わせ下さいね。
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