こんにちは、BROSENTの清水です。
私現在旅に出ております。
旅の舞台は新潟県。
今回は長岡で≪Time Voyager（タイムボイジャー）≫を生産する安達紙器工業さんを訪問した後、新潟でBROSENTの靴を販売していただいている≪BLOOM shoelounge≫さんにお邪魔しております。
本日のブログは豪華版ですよ～！！
新潟県。
12,582キロ平米の面積を誇る日本で５番目に大きい県です。
言わずと知れた日本随一の米どころで、日本酒なども有名ですね。
また農業以外でも金属加工品や機械部品など工業面でも力を発揮しています。
そんな新潟に久々にやってきました。
まずは長岡。
吉乃川をはじめとする多く杜氏や、花火大会などでも有名な世界的に見てもトップクラスの豪雪地帯です。
ここに私が前職時代からお世話になっている日本屈指の紙加工メーカー≪安達紙器工業≫さんがあります。
BROSENTでも。。。
≪シューズメイクボックス≫や。。。
≪トロリーケース≫などを扱わせていただいております。
お付合いさせていただいてから早約10年。
で、前職時代から『来てよ！来てよ！』と言われていたのですが、ついつい先延ばしになってしまい、ようやくお伺いすることが出来ました！！
安達紙器さんの創業は1942年。
昭和で言うと17年です！！
当時は地元に多くのファイバー加工業者さんがあったらしいですが、今では安達紙器さんのみとなっております。
ファイバーなんて横文字の素材ですから比較的新しい素材なのかと思ったら、イギリスで誕生し、日本でも生産され始めてから100年以上経つ歴史のある素材だそうです。
『硬く粘り強い』『割れにくい』『耐熱性』『耐電性』『生分解性が高い』と言った優れた性能を持ち、大戦中は軍から様々なアイテムの発注があったそうです。
戦後もその特徴を生かし様々なアイテムを生産してきました。
ここ20年ほどは独特の味や、自由度の高さからインダストリアル界でも注目され、ライフスタイルに合わせた様々な商品が登場しています。
ではショールームにあった気になるアイテムをご紹介しましょう。
これらは戦後すぐに作られていたアイテムたちです。
手前のお花模様のアイテムはなんとランドセルです！！
花の部分が立体的な凝った作りになっています。
しかもハンドペイントです！！
奥から２番目の鞄はレコードケースです。
めちゃめちゃオシャレですね～！！
これ再生産しないかな～！！
欲しい人いませんか？
靴関係も。
こちらはロングブーツのキーパーです。
私が生まれる少し前ですね。
洒落たもの作ってたんですね～！！
こちらはバスの背もたれの芯だそうです。
見えない部分にも結構使われていたりします。
この折りたためる箱、何だと思います？
大人の方なら見たことあるものです。
投票箱です。
凄いところにも登場しますね。。。
これは分かりますね。
剣道の胴です。
軽くて割れにくいという特徴を十分発揮しているアイテムです。
因みに一番高い物は竹で出来た竹胴で、次に高いのがこちらのファイバー胴だそうです。
最後がこれです。
これ何だか分かった人は凄いです。
男性の●●●●を守るもの、所謂チンカップです。
特定のスポーツをする人にとってはなくてはならない必需品ですね。
それにしてもすごい成型技術ですね。。。(+_+)
さて工場へ移動。。。
ファイバーは生産工場からこのように板の状態で安達紙器さんへやってきます。
それを。。。
商品ごとのパターンで抜いていきます。
この辺靴と似てますね。
それを熱などを与えながら角を付けて加工していきます。
革同様ファイバーも天然のものなので１枚１枚微妙に違うそうです。
なので職人さんが１枚ずつ加減して曲げていくそうです。
因みに左が通常の曲げる機械、右の古そうな機械は先ほどご紹介した剣道の胴用の専用マシーンだそうです！
こうして加工されたパーツを塗装して、こうして１個ずつビス止めして完成です。
オートメーションではなく手作業が多いので、大量には作れない。
そんなクラフトマンシップの溢れるアイテムです。
最後に。。。
部材の写真撮ってくるの忘れました。。。
これ何だか分かりますか？
トランクなどのコーナーの補強に使うパーツで、八方と言います。
革製で安達紙器さんの商品ではブラックとヌメの２種類をご用意しています。
ん？ヌメ？
と言うことは。。。(￣ー￣)ﾆﾔﾘ
と言うことで新しいアイデアを思いつきました！！
大体皆さんが想像している通りです。
本間先生にはまだ許可取ってないですが。。。
いつもの私の暴走です。。。(;^_^A
こちらは正式に採用が決まったらまた改めてご紹介しますね。
さて長岡から新潟、Bloom shoeroungeさんへ移動です！！
Bloom shoeroungeさんは新潟の鳥屋野エリアにある家具屋さん≪S.H.S≫さんの中に店舗を構える靴のメンテナンスを中心に展開するお店です。
オーナーの平原さんは長年某百貨店のバイヤーを務められていた方なので、靴以外にも様々なジャンルに深い造詣をお持ちです。
BROSENTの靴は開店当初から扱っていただいており、かれこれ２年半ほどのお付き合いとなります。
昨年９月に初のオーダー会を開催させていただき、好評だったこともあり、今年も開催していただける運びとなりました。
昨日もオーダーだけでなく多くの方がメンテナンスの持込でご来店されていました。
流石です！！
オーダーの方は季節柄ブーツ系のご注文が多かったです。
そして本日２日目！
本日も夕方は結構ご予約で埋まってしまっているので、ご興味のある方は早めにご来店ください！！
お待ちしております！！
ではでは。。。
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安達紙器製の商品にご興味のある方は⇒『オーダー：シューズメイクボックス』『オーダー：トロリーケース』
BROSENTの靴の特徴に関してお知りになりたい方は⇒『個靴～BROSENTの靴』
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