こんにちは、BROSENTの清水です。
本日は靴紐ではなくストラップと金具で止める靴、俗にモンクストラップと言う靴についてお話ししたいと思います。
かなりマニアックなので楽しめるか心配ですが、宜しければぜひご一読ください。
モンクストラップと言う靴をご存じでしょうか?
それほど靴に詳しくない、と言う方のために簡単にご説明しますと、靴紐ではなくストラップ=ベルトを使い金具で止める靴をそのように呼びます。
ストラップシューズだけだとストラップをベルクロで止める靴も含まれます。
モンクストラップシューズになると金具で止めるタイプに限定して指すことになります。
主だったものには。。。
ストラップが1本の≪シングルモンク≫と。。。
ストラップが2本の≪ダブルモンク≫という2足があります。
ここ10年ほどは≪ダブルモンク≫が圧倒的な人気を誇っています。
ですが私がこの業界に入ったころは店頭で見るのもごく稀な存在でした。
モンクと言えば≪シングルモンク≫が主流だった時代です。
そして昨年辺りからちらほらとその≪シングルモンク≫が雑誌などで取り上げられる機会が増えてきています。
ついに時代のすみっこ~の方に追いやられていた≪シングルモンク≫が復活するのでしょうか!?
ところで≪モンクストラップ≫の起源ってご存じでしょうか?
靴好きの方なら聞いたことがあると思いますが、15世紀ごろアルプス地方の≪モンク=修道士≫が履いていたサンダルが元になっている、と言うのが通説です。
ですが本当にそうなのでしょうか?
私基本的に疑り深い男です。
ちょっと調べてみました。
中世の修道士が履いているのは。。。
サンダルみたいですね。
サンダルってそもそも革で甲を巻くようにストラップが付いているものですよね。
便所サンダルだってそうです。
で、もっと調べてみたら、アルプス地方の修道僧の古い絵はなかったんですが、こんなのがありました。
お土産用の修道士の木彫りです。
足元をご覧ください。
普通のサンダルです。。。(-_-;)
これがオリジナルって無理あるんじゃないでしょうか?
何故って14世紀には既にこんな靴が登場しているんです。
そしてちょっと後になりますが。。。
かの有名なルイ16世です。
マリーアントワネットのご主人と言った方が分かりやすいでしょうか?
足元を見てみましょう。
ストラップを金具で止めたような靴に見えませんか?
この時代偉い人は結構この手の靴を履いていたみたいで。。。
この方。。。
1ドル紙幣で有名な第1代アメリカ合衆国大統領ジョージ・ワシントンも。。。
写真はレプリカらしいですがこんな靴を履いていたそうです。
どう見てもこれらの方が現代の≪モンクストラップ≫に近い気がするんですが。。。
だとすると≪モンクストラップ≫は≪モンクストラップ≫ではなく、≪キングストラップ≫が正しいのかもしれません。
貴方はどう思われますか?
BROSENTの新作シングルキング(笑)ストラップもお陰様で快調にご注文を頂いております。
右がプレーンの≪Sidney(シドニー)≫、左がウィングの≪Nancy(ナンシー)≫です。
これからブレイクするかもしれないので先取りしちゃいましょう!!
ではでは。。。
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