ブログ『ブーツのお話～クリンピングって知ってる？』

靴は≪木型＝ラスト≫と呼ばれる型に革を添わせることで癖付けして作られます。

でもブーツの丈ってこの≪ラスト≫よりどう見ても高いですよね？

ではどうやって癖付けを行っているのでしょう？

こんな感じで細かなパーツを繋ぎ合わせせることである程度立体的にすることは出来ます。

ですが安っぽくて（実際手間をかけていないので安いんですが。。。）見栄えも宜しくありませんし、何より。。。

こんな感じで抑えが甘くなってしまいます。

そこで登場するのが本日のサブタイトルにもなっている≪クリンピング≫です。

英語で書くと≪Crimping≫と書きます。

≪Crimp≫とは日本語にすると『縮まらす』とか『カーブを付ける』みたいな意味になります。

靴で言う≪クリンピング≫はその名の通りアッパーを癖付けする作業のことを指し、主にブーツを作る時に行われます。

現代では。。。

こんな機械で作業を行っています。

分かってる人にしか分かりづらいですかね。。。(;^_^A

昔は。。。

こんな感じでやっていました。

こ、これも分かりづらいか。。。

要は。。。

分かりますかね？

茶色が革です。

これに赤で圧力や熱を与えることで、革を強制的に癖付けしている、と言う訳です。

これを行うことで。。。

甲革がしっかり押さえられたフィット感の高いブーツを作ることが出来るのです。

正直手間ですし、コストもかかります。

しかしこの一手間をかけることで完成されたブーツは見た目も美しく、フィット感も格段に良いものとなります。

もちろん。。。

BROSENTのブーツはきちんと≪クリンピング≫の作業を行っているので安心してご注文下さい！！

ではでは。。。

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