こんにちは、BROSENTの清水です。
日本のビジネスマンが大好きなキャップトゥ=ストレートチップ。
本来はビシッと決め決めとか冠婚葬祭用なのですが、何故か普通に履いている方の多い、日本独自の履かれ方をしているデザインです。
そのキャップトゥ、実は生産国によってちょっとずつ癖と言うか、個性があるのをご存じでしょうか?
本日はそんなお話でございます。
キャップトゥ、と言えば真っすぐに切ったキャップのデザインが最大の特徴です。
昔日本で一文字と言われていたのもそのせいです。
そのキャップですが実は生産国によって大きさに差があるのをご存じでしたか?
本日は靴の生産地として名高いイギリス、イタリア、そしてアメリカの3か国のキャップトゥを比較してみたいと思います。
まずはイギリスの≪John Lobb(ジョンロブ)≫のキャップトゥです。(正確にはパンチキャップですが細かいことはなしです)
大きくも小さくもない非常にバランスの取れたキャップの大きさだと思います。
よく言えば端正、悪く言えば個性がない、と言う感じでしょうか?
続いては。。。
イタリアの≪Bollini(ボリーニ)≫です。
キャップがちょっと大きいのがお分かりになるでしょうか。
なかなかの迫力ですね。
ただちょっと弱点があって、履きじわが入る辺りまでキャップが来ているため、キャップに皺が入ってしまうことが稀にあります。
最後が。。。
アメリカの≪Allen Edmonds(アレンエドモンズ)≫です。
私前職時代20年位携わってきたので思い出深いブランドです。
アメリカ靴は得てしてキャップが小さいです。
良く言えば可愛い、悪く言えば間抜けです。
昔ですが私こちらのブランドのインターナショナル会議に出席したことがあります。
その際どこの国の方か忘れましたがヨーロッパの国の代表の方が言いました。
『この靴キャップ小さくないか?しかもサイズによってかなり小さいぞ!』
すると、≪Allen Edmonds(アレンエドモンズ)≫の人。。。
『キャップのパターンは3サイズしかないんだ。効率的だろ?( ̄ー ̄)d』
ヨーロッパ各国、そして私たち。。。唖然( ゚Д゚)
通常は1サイズにパターン1個、ないし2サイズに1個が普通です!
このモデル当時Eウィズだと6.0から15.0まで作ってたんですよ!!
なのにキャップのパターンが3つしか無いなんて!!
つまり6.0から8.5位までが同じキャップ、9.0から11.5位まで同じキャップ、12.0から15.0位までが同じキャップ。。。道理で異常に小さいサイズがある訳です。。。
『アホかぁぁぁぁっ!?(# ゚Д゚)Ψ』
ヨーロッパチーム激怒!!
『今すぐ改善せぃ!!』
と言う訳で少し改善されました。
それでも数サイズに1個程度のようでしたが。。。
さて面白話はこの辺にして、如何でしたか?
どこれが良くてどれが悪いと言う訳ではありません。
皆さんの好き好き、感性で選べば良いと思います。
因みにBROSENTはと言うと。。。
イギリスと似た感じでしょうか?
この位がバランスが良いと私は思っています。
貴方はどの国がお好みですか?
あ、あとあくまで一般論&私見ですから『どこどこは!』とか言わないでくださいね。。。(;^_^A
ではでは。。。
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