こんにちは、BROSENTの清水です。
過去の作例をご紹介する連載企画『Remember past order』。
『この靴のポイントはここですよ~』とか、『BROSENTではこんなことが出来ますよ~』と言う具合に私が解説していきます。
もう既にBROSENTのお靴を持っている方も、これからオーダーしてみようかなぁと言う方もお買い物の参考してして頂けると幸いです。
これまで以上にマニアックに攻めていきますので楽しんで見て下さい!!
本日は『フリーカラーシステム以外の革』でお作りした靴のご紹介です。
BROSENT(ブロセント)と言えばお客様の好みの色に手染めで仕上げる≪フリーカラーシステム≫が有名(?)です。
これを目的にご来店されるお客様も多くいらっしゃいます。
ですがその≪フリーカラーシステム≫も完全無欠ではございません。
例えば【白が混ざる色は出来ません】。
当ブログを読み込んでいらっしゃる方はすでにご承知の通り、現代には白の染料と言うものが存在していません。
そのため白が入る色、例えばピンク(白+赤)や水色(白+青)などのお色は再現することが出来ません。
また手で染めるためアンティーク仕上げ的なムラ感のある仕上げは得意ですが、顔料染めの様な完全なべた染めが出来ません。
ですが『どうしてもムラ感のない仕上げの靴が欲しい!』と言う方のための革もご用意しています。
例えばこちら。
黒でも使用しているフランス≪Annoney(アノネイ)≫の≪Vocalou(ボカルー)≫と言う革です。
≪Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)≫をはじめとする多くの英国メーカーや、≪CARMINA(カルミナ)≫なども使用している高級皮革で、パリッと張りがあり、透明感のある仕上がりが特徴です。
BROSENTでは写真のBLACKと2671(D.BROWN)と4000(L.BROWN)を常備用意し、時々NAVYなんかもあります。
これでご依頼いただいたのが。。。
パンチキャップのサイドエラスティック≪Sophia(ソフィア)≫です。
如何でしょう?
妙にクラシックな感じがしませんか?
正直華やかさはありません。
地味です。。。
ですがビジネスシーンにおける安定感はずば抜けたものがあります。
この位の感じならかなり堅めの会社でもいけるのではないでしょうか!?
ここには書いていませんが、BROSENTの靴は実はいろいろと工夫をしておりまして、そのせいで最早国産靴には見えない位の仕上がりになっていると思います。
きっと『それどこの靴?』のあと英国メーカーの名前を出されるのではないでしょうか!?(笑)
BROSENTではない素材は条件次第で探してきますので、『こんなの欲しい』と言うご希望がありましたらお気軽にご相談ください!!
ではでは。
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