こんにちは、BROSENTの清水です。
よく聞く≪ダイナイト≫や≪コマンド≫≪リッジウェイ≫などのソール名。
これらは英国のソールメーカーで作られています。
ですが≪ダイナイト≫はソール名じゃなかったり、≪リッジウェイ≫も≪ダイナイト≫だよ、と実はあまり知られていないお話がございます。
本日は英国ソールメーカーについてお話したいと思います。
英国の有名なラバーソールは2つの会社で作らています。
≪Harboro Rubber(ハルボロラバー)社≫と、≪DAVIES ODELL(デービーズオデル)社≫と言う会社です。
ソール名は有名ですが、社名はあまり出てくることがないので聞き覚えの無い名前かもしれませんね。
≪Harboro Rubber(ハルボロラバー)社≫が1894年、≪DAVIES ODELL(デービーズオデル)社≫が1863年創業とどちらも古い会社です。
前者はゴム形成の総合会社で、後者はスポーツウェアなども手掛けていますが靴部材がメインの会社です。
因みに≪Phillips(フィリップス)≫ブランドも≪DAVIES ODELL(デービーズオデル)社≫傘下のブランドです。
こちらのソール。
当サイトをご覧になる位の方なら一度は見たことがあるソールだと思います。
一般的に≪Dainite(ダイナイト)≫ソールと言われているソールです。
何度か書いているのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、この≪Dainite(ダイナイト)≫と言う名前は正確にはモデル名ではありません。
こちらのソールは正確には≪Studded(スタッデッド)≫と言います。
では≪Dainite(ダイナイト)≫と言うのは何なのか?
正確には≪Dainite(ダイナイト)≫と言うのはシリーズの名前です。
その代表的なモデルなので、シリーズの名前で呼ばれるようになったのだと思います。
因みに。。。
こちらも有名な≪Ridgeway(リッジウェイ)≫ですが、これはモデル名です。
そしてこの≪Ridgeway(リッジウェイ)≫も≪Dainite(ダイナイト)≫シリーズの一つです。
他にも。。。
こちらはあまり目にする機会が少ないかもしれませんが、≪Medway(メッドウェイ)≫と言うソールがあったり。。。
BROSENTでラバートップの修理でメインに使っている≪Timeless(タイムレス)≫と言う部材も≪Dainite(ダイナイト)≫シリーズです。
続いて≪DAVIES ODELL(デービーズオデル)社≫の商品も見てみましょう。
こちらも有名ですね。
≪Commando(コマンド)≫です。
一時期≪Goodyear(グッドイヤー)≫と言う名前に変わったと言う噂がありましたが、本家のサイトでもまだ≪Commando(コマンド)≫になっています。
どうなんでしょう。。。
以前はここに≪Itshide(イッツハイド)≫と書かれていましたが、≪Itshide(イッツハイド)≫と言うのはブランド名です。
つまり。。。≪DAVIES ODELL(デービーズオデル)社≫が持つ、≪Itshide(イッツハイド)≫と言うブランドの、≪Commando(コマンド)≫と言うソール、と言う訳です。
≪Itshide(イッツハイド)≫には他にも。。。
≪Harboro Rubber(ハルボロラバー)社≫の≪Studded(スタッデッド)≫にそっくりな≪Commando Studded(コマンドスタッデッド)≫と言うソールや。。。
≪Golfer(ゴルファー)≫と言ったソールがあります。
≪Victory(ビクトリー)≫と言うソールもありますが現在サイト内に無いので廃番になったのかもしれません。
これで両社の主な商品のご紹介出来たと思います。
ま、こんなこと知ってても何にもならない上に、修理屋さんでこんな話したら嫌がれるだけなんですが。。。
参考までにと言う事で。。。
ではでは。。。
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