コラム『Remember past order vol.119~珍しいバーガンディカラーのスエード』

 

こんにちは、BROSENTの清水です。

過去の作例をご紹介する連載企画『Remember past order』。

『この靴のポイントはここですよ~』とか、『BROSENTではこんなことが出来ますよ~』と言う具合に私が解説していきます。

もう既にBROSENTのお靴を持っている方も、これからオーダーしてみようかなぁと言う方もお買い物の参考してして頂けると幸いです。

これまで以上にマニアックに攻めていきますので楽しんで見て下さい!!

本日は『珍しいバーガンディカラーのスエード』で作った靴のご紹介です。

 

私の経験上一般的なスエードの既成靴で売れる色と言えば。。。

 

1位 ダークブラウン

2位 ミディアムブラウン

3位 ネイビー

4位 ブラック

5位 ライトブラウン

 

と言う感じではないでしょうか?

5位のライトブラウン以外は所謂『落ち着いた色味』だと思います。

 

でも中には変わったお色のスエードを探している方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回ご紹介するお靴もそんなお客様からのご依頼でした。

 

お客様の『バーガンディスエードのお財布を持っているんですが。。。』の一言から始まったこの靴。

もちろんそのような革はござい。。。ません。。。(T_T)

『しばらくお時間を頂けませんか?探してみます!』と言う事でお受けいたしました。

で見つかったのがイタリアのスエードメーカーシャラーダ社の≪Otter Proof(オッタープルーフ)≫の≪バーガンディ≫でした。

 

 

色味のイメージはお客様からお写真をお預かりいていたのでピッタリでした!!

やはり赤みに入っていない定番的な茶系とは随分と印象が違います。

並べて見比べてみましょう。

 


 

左側は最も英国らしい色と言われる≪Snuff(スナッフ)≫と言う色です。

落ち着きがあり、まさにトラディショナルと言う言葉が相応しい雰囲気です。

一方バーガンディは少し華やかな都会的な印象です。

どちらも甲乙つけがたいですね。

 

 

カジュアル用でお使いとのことでしたので、今回はコバ周りをナチュラルで仕上げてみました。

ポップな感じがしてカジュアル感が増します。

カーフだとメンテナンス中にクリームが付いて汚れてしまう可能性があるのであまりお勧めできませんが、クリームを使う必要のないスエードなら問題なしです。

 

このように無い革はお探しすることも出来ますので、是非一度ご相談ください!!

 

 

 

 

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