ブログ『ん?≪ベルーガ≫って良いんじゃないか!?』

 

こんにちは、BROSENTの清水です。

オーダーで選べる素材の中に≪Beluga(ベルーガ)≫と言う革がございます。

完成した靴達がなかなか良い感じなので、本日はその≪ベルーガ≫のお話をしたいと思います。

 

≪ベルーガ≫はイタリアのフィレンツェとピサの中間辺りにある≪Conceria800社≫が生産した皮革です。

この地域トスカーナ州はマルケ州と並び靴の生産が盛んな地域です。

私も以前何度か工場見学にお邪魔したことがあります。

 


 

≪ベルーガ≫は日本名にすると『シロイルカ』と『オオチョウザメ』を指すんですが、どう考えても後者ですね、恐らく。。。

『オオチョウザメ』の型押し、って言う事でしょうか?

実際に見ると、≪シュリンクレザー(薬品で縮ませて作ったシボ革)≫風の型押しと言う感じです。

 

 

カラーは『Black』『Dark Brown』『Navy』『Orange』『Red』の5色となります。

ただ『Red』は廃番になってしまったので、最後に買った1枚の残り、1~2足分でお終いです。

欲しい方はお急ぎください。

 

型押しと言うと何となくカントリーチックな印象が強いですが、本日は≪ベルーガ≫を使ったちょっと都会的な靴達をご紹介しようと思います。

 


 

この春夏の新作タッセルローファーの≪Emma(エマ)≫を『Black』の≪ベルーガ≫で作った例です。

カーフより素材感があって良いような気がします。

ヨーロッパの方が好きそうな感じですね。

大人のチョイスだと思います。

 

続いては。。。

 


これ個人的に好きです。

『NAVY』の≪ベルーガ≫で作ったスクエアフロント≪Stella(ステッラ)≫です。

トゥにスカルのメダリオンを入れてあります。

お受けした時は『スクエアラストに型押しって合うのかなぁ。。。』なんて思っていたんですが、完成した靴を見て本間君と『お~っ!カッコイイ!』と唸った1足です。

 

≪ベルーガ≫は単独でも良いですが、こんな使い方も出来ます。

 


 

『ORANGE』の≪ベルーガ≫と、≪スーパーバック(スエード)≫の≪オータムスパイス≫を使ったコンビのエプロンフロント、ユーチップの≪Leila(レイラ)≫です。

常連のお客様が夏用にと言う事でご注文いただきました。

お互い素材感がある同士なので、とても良く合いますね。

ジャケットスタイルなどに重宝しそうです。

 

最後に廃番になってしまった『RED』でお作りした例です。

 


 

ローファーの≪Joan(ジョアン)≫です。

これはイタリア人の大好きなパターンです。

これは型押しになるんですが、イタリア人はシュリンクのローファーを非常に好みます。

カーフより好きなんじゃないでしょうか。

確かにカーフよりお洒落に見えますね。

 

 

如何でしたでしょうか?

もちろんカントリー風にしてもバッチリはまっちゃいます!!

気になった方は是非一度店舗へお越しください!!

 

 

 

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