こんにちは、BROSENTの清水です。
先日あるお取引先様から『コードヴァンが欲しいというお客様がいらっしゃるんですが。。。』と言うご相談を受けました。
残念ながら手元にはございません。
『探させて頂きます!!』
と言う訳で探してみました。
探してみると色々とあるものです。
定番のアメリカ≪ホーウィン社≫、イタリアの≪コミペル社≫、日本の≪新喜皮革さん≫などなど。。。
しかし高い!!ですね~、コードヴァンって!!(@ ̄□ ̄@;)!!
元々既成靴屋で働いていたので、靴自体の原価は大体分かります。
≪Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)≫でも、≪Tricker's(トリッカーズ)≫でも、≪Edward Green(エドワードグリーン)≫でも、『カーフだと大体この位だから、この位利益取ってるな~( ̄ー ̄)ニヤリ』と大体分かります。
でも革自体の価格は結構分からなかったりします。
牛革とかなら分かるんですけどね。。。
ぶっちゃけて言いますと、コードヴァン、靴を作る為に必要な量を買うと。。。靴の原価より高いです!!
と言う事は靴の値段が倍以上になる。。。と言う事です。
で、今回探し当てたのがこちら!
これだけじゃ分からないですよね。。。(;^_^A
じゃじゃん!!
英国≪Joseph Clayton & Sons(ジョセフ・クレイトン&サンズ)≫のコードヴァンです!
元々≪SEDGWICK(セジョウィック)≫と言う会社で、2015年に『The Clayton Leather Group』ってのに参加して以降、コードヴァンを作り始めたみたいです。
≪セジョウィック≫はブライドルレザーで有名なタンナーさんで、その技術を使って作っているようです。
≪ホーウィン≫のコードヴァンと比較するとちょっとマットな感じがしますね。
では完成した靴をご覧いただきましょう!
さきほどマットな感じと書きましたが、もちろん磨けばコードヴァン独特の光沢感もバッチリ出ます!
今回はアッパーのボリューム感に負けないよう底周りはハーフミッドソールにしました。
ソールに合わせてヒールも標準仕様のキューバンヒールからノーマルヒールに変更です。
私たちからすると単価は下がっちゃうんですが、カッコいい靴を作る為ならそんな事は二の次です!!
最適な方法をご提案させて頂きます!!
と比較的剛性なディティールでまとめましたが、ウェスト辺りのセクシーさは健在です!
如何でしたでしょうか!?
貴重なコードヴァンを使った靴、しかも足に合った靴。
ぜひBROSENTで挑戦してみて下さい!!
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