こんにちは、BROSENTの清水です。
過去の作例をご紹介する連載企画『Remember past order』。
『この靴のポイントはここですよ～』とか、『BROSENTではこんなことが出来ますよ～』と言う具合に私が解説していきます。
もう既にBROSENTのお靴を持っている方も、これからオーダーしてみようかなぁと言う方もお買い物の参考してして頂けると幸いです。
これまで以上にマニアックに攻めていきますので楽しんで見て下さい！！
本日は『日本のビジネスマンにこそ履いて頂きたいなまけもと言う名の靴』のご紹介です。
本日ご紹介する靴はこちら！！
サイドエラスティック、欧米『レイジーマン（怠け者）』という愛称で呼ばれるデザインです。
靴ひもを緩めたり、縛ったりしないで履けると言う事から付いたネーミングですが、脱ぎ履きの多い日本のビジネスシーンにこれほどマッチした革靴は他に無いと思います。
最大の特徴はサイドに付いたエラスティック＝ゴムです。
その為前述した通り脱ぎ履きが大変楽ちんです。
お座敷などでモタモタしてカッコ悪い姿をさらすこともありません。
『面白い靴を履いているねぇ』と話のネタにもなるかもです！
今を遡ること20数年前、私が某百貨店の靴売り場で働いていた頃のお話です。
私甲が高い為ローファーが苦手（レイジーマンはサイドにゴムが付いているので、ローファーより逃げがある分甲高さんでも比較的いけます）で、スリッポンはもっぱらサイドエラスティックを愛用しておりました。
ブランドは≪Crockett&Jones（クロケット&ジョーンズ）≫です。
ある日御年90歳は超えていたであろうご老人にこう言われたことがあります。
『君はなかなか洒落た靴を履いているね～。私が若い頃、お洒落なサラリーマンが良く誂えの背広に、そんな誂え靴を履いていたよ』と。
そうなんです！！
日本でも昔からお洒落なビジネスマンに愛用されていたデザインなんです。
その後大量生産の安価な靴が世を席巻し、この手のお洒落な靴は消えていきました。。。
ですがここ数年で海外からこの手の靴が輸入されるようになると一部の靴ファンが目を付け、徐々に、徐々に人気が高まっています。
たまにスーツにローファーを履いている方を見かけますが、やはりローファーはカジュアル靴です。
誰の真似をしているんだか知りませんが、スーツ＆裸足＆ローファースタイルの若い方をよく見かけます。
あれ達人が外しでやっているのは良いんですが、若い方がやるとだらしないだけです。
やはりビジネスシーンにおいて、特に若い内は意識してビシッとするべきではないでしょうか？
とオジサンは思うのです。
そんな時に最適なスリッポン、レイジーマン！
まだ履いている人が少ない今が狙い目かもしれないですよ！！
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