こんにちは、BROSENTの清水です。
過去の作例をご紹介する連載企画『Remember past order』。
『この靴のポイントはここですよ~』とか、『BROSENTではこんなことが出来ますよ~』と言う具合に私が解説していきます。
もう既にBROSENTのお靴を持っている方も、これからオーダーしてみようかなぁと言う方もお買い物の参考してして頂けると幸いです。
これまで以上にマニアックに攻めていきますので楽しんで見て下さい!!
本日は『革底の滑り対策はポルシェで! 』な靴のご紹介です。
本日ご紹介する靴はこちら!
ごくごく普通なブラックカーフのクウォーターブローグ≪Allison(アリソン)≫です。
最近はブラックカーフを使用したオーダーも増えてきており、『履き心地で気に入ってくれてるんだな~』と勝手に解釈して喜んでおります。
スーツからジャケットスタイルまで幅広く使えるクウォーターブローグはビジネスシーンの強い味方になってくれると思います。
ですが本日の主役はアッパーではございません。
こちらです。
既成靴ではあまり見られない底面だと思います。。。(;^_^A
細かく見ていきましょう。
まずはトップリフト。
踵の一番下のパーツですね。
ここにはドイツ・ハノーファーに本社を置くタイヤメーカー≪コンチネンタル社≫が製造するラバートップを装着させて頂きました。
≪コンチネンタル社≫は自動車タイヤでは世界シェア4位、ヨーロッパでは1位と非常に大きな会社です。
使用されている車が半端ではなく、ベンツ、BMWは当然のこと、ポルシェ、ジャガー、アルファロメオ、ランドローバー、ジープ、プジョーと世界の名だたるカーメーカーが使用しているそうです!!
私車に乗らないのでよく知りませんでしたが、その特徴は『硬めで耐久性がある』がそうです。
トップリフトの素材としては理想的な素材です。
因みにトップリフトをラバーにするだけでかなり滑りの防止になります。
足元がポルシェと同じって良くないですか!?
滑り防止対策第2弾はこちらのハーフラバーです。
元々は革底保護のための物ですが、滑り防止にも役立つため、オーダーだけでなく修理でのご依頼も多いです。
そして今回はつま先補強としてヴィンテージスティールを装着させて頂きました。
最近このハーフラバー&スティールというパターン人気です。
見た目もカッコ良いですしね。
あとスティールはビスで止めるので、ソールの繊維が締まった状態=新しい状態の内に付けた方が外れる確率が低いのでお勧めです。
BROSENTではヴィンテージスティールの他にも。。。
高級感のあるゴールドのトライアンフと言う部材もご用意しています。
如何でしたでしょうか?
ご希望に合わせて見た目と機能性を両立できるのがオーダーの良い所です。
お一人お一人の用途に合わせてお作り出来ますので、ぜひご相談ください!!
本日ご紹介した靴の価格や仕様など詳細をお知りになりたい方は⇒『作例260』
BROSENTの靴の特徴に関してお知りになりたい方は⇒『個靴~BROSENTの靴』
オーダー方法に関してはお知りになりたい方は⇒『How to Order~オーダーの方法』
BROSENTの靴を買える場所をお知りになりたい方は⇒『アクセス~取扱店舗』
BROSENTでは代理店の募集も行っております。詳しくは⇒『法人様向け』