こんにちは、BROSENTの清水です。
ご承知の通りBROSENTの靴はオーダー靴です。
ですが『基本となる木型やデザインを設ける事』でビスポークのように何十万もかけることなくオーダーして頂くことが出来ます。
またある程度幅を補正することが出来るのでパターンオーダーとも異なります。
折角オーダーするならお足に合っていないと意味がない、と考えるからです。
そこで本日はBROSENT独自のちょっと変わったオーダー時のフィッティングについてお話したいと思います。
既成靴を購入する場合、大体こんな流れだと思います。
お客様『これの25.0お願いします』
店員さん『かしこまりました~』
で、履く。
幅きつい。
店員さん、25.5持ってくる。
で、履く。
幅きつい。
店員さん、26.0持ってくる。
で、履く。
お客様『ちょうど良いです!』
店員さん『はい。問題ないと思います。ありがとうございました~』
BROSENTに言わせると、『おいおいおい。それ問題あるだろ~!』と言う感じです。
でも既成靴だとこれが限界なんです。
あくまで既成ですから。
基本的に幅で合わせないといけないので、ある程度長さは無視しないといけません。
本当はこの長さの無視が靴の履き心地を大きくマイナスさせているんですけどね。
これを改善したのがBROSENTのオーダーシステムです。
では見ていきましょう。
まずはこいつの出番です。
これでお足の長さの実寸を計測します。
この後実際の長さのジャストサイズを履いて頂きます。
幅が多少きつくても履いてもらいます。
1回目のフィッティングでは幅は確認しないからです。
では何を見るのか?
その際見るのは。。。
足の土踏まずと。。。
靴の土踏まずがきちんと合っているかです。
要は足の長さと踏まず位置の確認です。
人によって踏まずの位置も多少異なるので、実寸の±ハーフサイズを試して頂く事もあります。
踏まず位置がばっちり合うサイズが確定したら、今度は幅の合うサイズを探すために2回目のフィッティングを行います。
まずは先ほど踏まず位置がばっちり合ったサイズで、幅、及び甲を確認します。
これで良ければ補正無し、となります。
きつい場合は上のサイズを履いて頂きます。
上のサイズの幅が良ければ上のサイズの幅でお作りいたします。
その中間が良ければその中間でお作りすることも可能です。
このように左右違いで補正をかける事ももちろん可能です。
写真は右足は補正無し、左足は外側と甲部を補正している例です。
このように長さと幅がお足に合っている靴って既成靴では中々見つけられるものではありません。
幅が合っているから足に合っているとは限らないのです。
皆さんも是非BROSENTで縦と横が合っている靴の感覚を味わってみて下さい!!
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