こんにちは、BROSENTの清水です。
いよいよ春夏シーズン到来です!!
と言う事で私も春夏用で久々に私靴をオーダーしてみました!!
さてさてどんなものが出来上がるんでしょうか!?
私の靴ですからちょっと普通じゃないですよ~(;^_^A
私が靴を作る場合立場上必ず何らかの実験込みで作ります。
今回は【素材】と【仕上げ】と、何と【製法】の実験をしてみました。
まずは素材から。
素材は何と『クロコダイルの型押しの~~~~~ヌメ革!』です!!
あるんですね~、こういう革!!
型押しは良くありますが、ヌメ革は珍しいです。
ヌメ革なのでご存知≪フリーカラーシステム≫が使えるんですね~!!
今回はちょっと気になっていたオリジナルカラー≪Deep Purple≫で染めてみました。
日本で言う青紫です。
これなら黒系とも合わせ合わせられますし、茶靴の代用品としても行けると言う作戦です。
し・か・も、この革国産なのでマイナスオプション-7,000円で作れちゃいます。
今の所手持ちの1枚しかないので早い者勝ちです!!
ご希望があればまた探します(^_^)v
まぁアノネイと比べて革質が良いかと聞かれれば『同程度』とは流石に言えませんが、型押しなんでそれほど気になりません。
さて続いて仕上げです。
スエードにアンティーク加工をしてみました。
ん~。。。どうでしょう?
流石に全体的にはかけられませんが、この靴のようにパーフォレーション(パーツ淵の親子穴)のアクセントにならありな気がします。
最後は製法です!
通常BROSENTの靴はグッドイヤー製法と言う製法で作られていますが、こちらは何とハンドソーン製法!!
所謂ハンドメイドです!!
ハンドソーン製法の最大の特徴がソールの返りの良さです。
細かい製法のうんちくは省くとして、グッドイヤー製法と比べ履き始めから足にしっかりと馴染みます。
で、何故土踏まずの写真かって?
厳密に言うとハンドソーン製法と直接は関係ないのですが、ハンドソーン製法の靴は大概手で釣込まれ(成型)ています。
手で釣込むと木型の形が靴にそっくりと現れます。
BROSENTの立体的な木型がより生きてくると言う訳です。
≪立体的な木型≫と≪特殊な芯材≫による高いフィット感に≪ハンドラスティング=手による釣り込み≫が加わればそのフィット感は半端じゃありません。
では全体像をご覧頂きましょう!!
何と言うんでしょう。。。何か凄くないですか?
何とも表現できない、凄みみたいのを感じるのは私だけでしょうか。。。
ヴァンプには贅沢にクードゥーのスエードを使用しました。
何ともエレガントな後姿です。
ハンドソーン製法とこのヒールカップの丸みのおかげで踵のグリップ感は申し分なしです。
本日はこんな感じで合わせてみました。
昨年作ったヴィンテージのチェルッティのダブルのジャケットにホワイトジーンズです。
小僧感が出ない様に裸足ではなく少し派手目のソックスで合わせてみました。
如何でしょうか?
ですがハンドソーン製法は高額になる為今の所正規のオプションに加えるかどうかは現在検討中です。
欲しい方は+70,000円程度でお作りすることは出来ますので、ぜひご相談ください。
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