こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんゴッホはご存知ですね。
フィンセント・ファン・ゴッホ、1853年オランダ南部のズンデルトと言う町生まれた後期印象派を代表する画家の一人です。
生涯で2,000作以上の作品を残したにも関わず、存命中にはたったの1枚しか売れなかったと言う不世出の画家でもありました。
そのゴッホにBROSENTが誇る名職人、本間先生が挑んじゃいました!!
と言うのが本日のお話です。
ゴッホと言えばフランス南部アルルに住んでいた時代の明るい作品、有名な『ひまわり』や『アルルの跳ね橋』、『アルルの寝室』、あと私の好きな『夜のカフェテラス』が有名ですね。
その後ゴッホはゴーギャンとの共同生活、有名な耳切事件を経て、病院や療養所での生活を余儀なくされます。
そんな中サン-レミの療養所で生活している時に描いた作品に『星月夜』という作品があります。
この頃のゴッホの作品は物を湾曲していたりとかなり象徴的な作風となっています。
天才と狂気の狭間、と言ったところでしょうか?
そしてここBROSENTにとんでもない依頼が舞い込みます!!
『星月夜』のような靴が欲しい!!
はいはい!お任。。。。。。。。。はぁ~~~~~~~~!?(@ ̄□ ̄@;)!!
清水『面白そうですね~!!やりましょう!やりましょう!』
本間『。。。。。。。。。。。(-_-)』
と言うこと(?)で受けてみました。
相談の結果ベースは月や星を表すゴッホ絵画の特徴でもある黄色はカーフの染めで、空を表すブルーはスエードで表現することにしました。
製甲を行う前にカーフを黄色に染色し、合体!!
ここから仕上げに入ります。
う~ん。。。『星月夜』に比べると大分すっきりした感じですね~。。。
これを描いた当時パトロンでもあった実弟のテオが『これまでなかったような色彩の迫力があるが、どうも行き過ぎている。むりやり形をねじ曲げて象徴的なものを追求することに没頭したりすると、頭を酷使して、めまいを引き起こす危険がある。』とフィンセントを心配したそうです。
なのでここは思い切りが大事!!
先生!ここはもっと色を重ねちゃいましょう!!
ゴッホの絵の最大の特徴は絵具を重ねに重ねたボリューム感です!!
いっちゃいましょう!!
と言う事で黄色の上に青数色を塗り塗り。。。
で!完成しました!!
如何ですか?
かなりの完成度だと思うのですが。。。
試しに一緒にお作り頂いたベルトを『星月夜』に重ねてみると。。。
どこにベルトがあるか分かり。。。ますね、さすがに。。。(;^_^A
ただかなり良い線いっていると思いませんか!?
と言う訳で、本間先生見事ゴッホの再現成功(?)しました!!
まぁご本人は『二度とこんな依頼は嫌だ。。。(T_T)』と仰っていましたが。。。(笑)
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