ブログ『BROSENTの靴の意匠~拘り&無意味?』

こんにちは、BROSENTの清水です。

BROSENTの靴はお客様が気付かないようなところに結構拘っちゃったりしています。

靴好きの方なら『お~っ!』、そうでもない方なら『ふ~ん。。。』となる拘り!

以前書いたもの、書いて無いものまで含めて本日はいくつかご紹介したいと思います。

『お~っ!』か!?『ふ~ん。。。』か!?貴方はどっち?

 

まずはこちらの靴から!

 

 

チャッカブーツの≪Alice(アリス)≫から。

 

 

2アイレット、靴紐、シューレースを通す穴が2つですです。

最近は3アイレットが多いですが、英国の某デザイナーさんも『正当なブリティッシュトラッドのチャッカブーツは2アイレットです』と言っていました。

だからどうした?って話ですが、やっぱりチャッカは2穴だろうと。。。(-_-;)

 

 

続いては踵のホールド感です。

BROSENTの靴は後ろから見ると。。。

 

 

丸くて小さいです。

インポート物って得てして踵が大きい物が多いです。

毒を吐くようですが、インポートの靴に拘っている方に限ってやたらと踵の抜けを気にします。。。(-_-;)

やはり日本人には日本人の足に近付けた木型が一番合うと思います。

因みにここにステッチが入らないシームレスバックと言う仕様があります。

物理的にはそれにすることも可能なんですが。。。やりません!

私たちが『この位が良いでしょう』と思っている価格にならないからです。

その内オプションで追加するかもしれませんが。。。

因みにブーツにするとちょっとエロい形になります。

 

 

ね?

ナイスプロポーションでしょ?

 

続いては化粧釘

ヒールの底面に打ってある飾り釘の事です。

 

 

飾りと言うだけあって完全に意匠なので、別に無くても良いのですが、無いとちょっと寂しいですよね?

ですが、『革底が滑る』と言うのの最大の原因がこいつなんです。

革と釘だと革の方が柔らかいですよね?

なので履いている内に釘の頭が出てしまう事があるんです。

それでツルっと行くわけです。

なのでBROSENTではレザー&ラバートップを選ばれた場合、特にご希望が無い場合はこの様に最低限に抑えた釘の打ち方をさせて頂いています。

 

最後にサイドゴアブーツのゴムの形状です。

 

 

『見た目がカッコイイ!』と好評のこのゴムですが、実は機能を重視したための形状なんです。

このブーツ普通のサイドゴアよりカットが低く出来ています。

これ自体は脱ぎ履きを容易にするためです。

ですがこれだとゴムの部分が短いため抑えが効きにくくなります。

そこで幅を細い部分を作りテンションを高めているのです。

ね?よく考えられてるでしょ?

 

と、BROSENTの靴は世界各国の高級靴を扱ってきた中で、『この靴のここは良いね~』『この靴はここ工夫してるね~』と言うものを採用し、私たち独自のアイデアを盛り込んだ他に類を見ない靴となっています。

是非一度お試しになってみて下さい!!

 

 

 

 

 

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