こんにちは、BROSENTの清水です。
BROSENTの職人本間君の『お客様から「BROSENTって何屋さんですか?」と聞かれる。ついては「オーダー屋で御座います!」ってブログを書いて欲しい』と言う依頼の元始まった企画『Remember past order 』。
長年靴屋をやっていますが、メンテナンスの先生級の知識と技術を持った靴屋って実はそうそうありません。
なので≪メンテナンス屋≫でも≪染替え屋≫でも間違ってはいないんですが、やはり『靴好きの靴屋と、靴好きのメンテナンス屋が考え出した靴を是非履いてもらいたい!我々はオーダー屋です!』と言う事を知って頂きたい!と言う訳で、毎回過去にお客様がオーダーした靴を私なりに解説していこうと思います。
お買い物の参考にして頂ければ幸いです。
では参りましょう!
本日は『BROSENTの色込みの人気No.1モデル』でもある『汎用性の高いフォーマル靴』のご紹介です。
モデル別のオーダー数だとダイヤモンドキャップの≪Riley(ライレー)≫や、ダブルモンクの≪Rebecca(レベッカ)≫の方が上ですが、『このモデルのこの色』と言う色まで加味したオーダー数No.1のモデルはこちらになります。
ブラックのカーフで作るプレーントゥオックスフォード、内羽根式プレーントゥの≪Grace(グレース)≫です。
このサイトでもしばしば書いている、『黒のキャップトゥ、ストレートチップは使用範囲が狭く使いづらい』と言う話、覚えていらっしゃいますか?
ブラックのキャップトゥは日中の最礼装にあたる靴です。
本来はモーニングやディレクタースーツに合わせる靴なんです。
ですからビジネスの場では本来なら畏まり過ぎなんですね。
日本ではそれこそ本当に良く履かれていますが、海外、特にヨーロッパではあまり履かれていません。
恐らく昔から履かれているから(間違った海外文化の流入でしょうか。。。)、雑誌に書かれていたから、と言うのが主な理由でしょう。
じゃあその代わりに、と言う事でBROSENTがお勧めしているのがブラックのプレーントゥオックスフォード、内羽根式プレーントゥの≪Grace(グレース)≫なんです。
ご覧の通り物凄く飾りっ気のないシンプルなデザインです。
その為フォーマルにも対応する上、タイドアップスタイルから、ダーク系のジャケットスタイルまで対応しちゃいます!!
シンプルなデザインだからこそ出来る芸当です。
今回はフォーマル使用を目的としたオーダーでしたので、ヒールは下に向かってテーパードさせたキューバンヒールを採用してました。
因みにピッチドヒールは和製英語で海外では『何それ?』と言われます。
底面はブラックの全カラス仕上げ&フィドルバック(土踏まずを盛り上げた仕様)とこちらもフォーマルに特化させました。
トップリフトは大理石の床などでも滑らないようラバーにしてあります。
とにかく社会人なら1足持っておくと大変重宝します。
フリーカラーシステムが目立っているBROSENTですが、こんな黒靴も人気なんですよ!!
なんせBROSENTの靴の最大の売りは履き心地ですから!!
ではまた!!
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