ブログ『サルでも分かる靴磨きの超基本~特にクリームの量とブラシのかけ方!』

こんにちは、BROSENTの清水です。

皆さん、靴綺麗にしてますか?

ハイシャインやなんやらで『靴磨き』って難しい。。。と思っていらっしゃる方多いんじゃないでしょうか?

いえいえいえ。。。昔は子供がお小遣いの欲しさに父親の靴を磨いたりしたんですから、決して難しいものではありません。

そこで今回はこの道四半世紀超えの本間先生ではなく、私清水が『サルでも分かる靴磨きの超基本~特にクリームの量とブラシのかけ方!』と題して、『まぁこれさえやっとけば問題なし』と言う極めて簡単な方法をお教えいたします。

とは言え侮るなかれ、靴屋さんでも意外と知らない事も書いてあるかもしれませんよ~( ̄ー ̄)ニヤリ

では始めましょう!!

 

まずご用意していたくのがブラシです。

 

靴全体に付いた埃などを除去します。

この時は細かい部分に溜まった汚れが取りやすいので柔らかい馬毛のブラシがお勧めです。

 

続いては。。。

 

汚れ落しです。

なぜ汚れ落しを使うかと言うと、『使用中に付着した汚れを取る』為でもあるのですが、『前回塗ったクリームの除去』する為でもあります。

革は素肌と一緒だと考えてください。

お化粧毎日落としますよね?

お化粧の上にお化粧しないですよね?

肌荒れ=乾燥の原因になるので、前回塗ったクリームは綺麗に落としてしまいましょう。

 

汚れ落しは水性=中性の物をお勧めします。

昔使われていたアルカリ性の汚れ落しだと強すぎますし、酸性(弱酸性ビオレ~♪)だとちょっと弱すぎます。

中性程度が通常使いにはベストです。

 

で、使うのはややざらついたコットンなどが良いです。

TシャツやドレスシャツでもOKですが、良いシャツ=100~120双以上だと滑り過ぎて落とせないのでご注意ください。

ハイシャインなどに使う柔らかい布だと引っ掛かりが悪く汚れが落ちにくいです。

 

 

この布に少量取って靴全体を拭っていきます。

ごしごしやる必要はないです。

軽く全体を2~3回やるのがコツです。

1回目で汚れを浮かせるので、2回目、3回目の方が良く汚れが取れます。

 

 

これでスッピンに戻りました。

ちょっとマットな感じになっていると思います。

 

 

続いては栄養補給を行うために乳化性の靴クリームを塗ります。

お化粧の場合クレンジングの後は化粧水、乳液となりますが、乳化性クリームにはその両方の成分が入っているので、一発で出来ちゃいます。

 

因みに横になる小さいブラシはクリーム塗布専用のブラシです。

布で塗っても良いのですが、『量の調整が難しかったり』『布がクリームを吸ってしまうので、減りが早くなってしまう』のでこちらを使うのがお勧めです。

 

 

よく『クリームはどの位の量塗れば良いですか』聞かれるますが、少なくて良いです。

片足につき写真程度の量を2~3回塗れば十分です。

それ以上は浸透しないので無駄ですし、栄養過多はカビの原因にもなります。

想像して下さい顔面に思いっきり油を塗った状況を。。。

 

 

少量のクリームを良く伸ばして全体に塗って下さい。

 

 

その際靴のコバと言われるソールの側面にも塗ると良いです。

ここも革なので栄養を与えた方が良いですし、靴全体が綺麗に見える効果があります。

 

全体がマットな感じになったらOKです。

ちょっと心配ですが、ここから一気に光沢が出てくるのでご安心ください。

 

ここで再びブラシの登場です。

 

 

今回は『クリームを馴らすこと』『浸透しきらないクリームを除去すること』が目的となります。

ですからブラシは最初に行ったブラッシングと違い、ハリのある豚毛や化繊などがお勧めです。

 

で、問題がここから!

 


よく高速で小さくシャカシャカとブラシをかけているのを見ます。

これ靴屋さんのスタッフさんなんかもやっていますが、これアウトです!!

 

さきほど今回のブラッシングの目的として『浸透しきらないクリームを除去すること』と書いたのを覚えていますでしょうか?

この小さくシャカシャカだと、折角ブラシが除去したクリームをまたすぐ革に戻しちゃうことになるんです。

 

ブラッシングをする際は。。。

 


 

大きなストライドでシャッカシャッカとやって下さい。

本間先生曰く『早くやっても光沢感は変わらないですよ。分かってないか、パフォーマンスです、あれは。。。』だそうです(;^_^A

 

で、最後にグローブで残ったクリームを更に除去すると。。。

 

 

こんな感じになりました!

普段使いとしては十分な光沢だと思います!!

 

この先はハイシャインやらハンドポリッシュなどお化粧で言うファンデーションや口紅に該当するものもありますが、まずは基礎化粧さえ出来ていればOKです。

出来る~~~~るだけ簡単に書いたんですが如何でしたでしょうか?

これでも分からない場合は!!BROSENTまでお持ち込みください(;^_^A

最近『何で僕が教えた子たちが2,000円とか3,000円取ってるのに、うちは1,000円なんですか?』と疑問を持ち始めている本間先生が綺麗に磨いてくれますよ!!(;^ω^)

 

 

 

 

 

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