染色テクニック ぼかし加工染め

本間です。

今回は好きな方も非常に多い仕上げ加工をご紹介します。

 

ベースのカラーに「ぼかし加工」を入れた仕上げです。

「グラデーション」とか「アンティーク風」とか

呼ばれる事も御座います。

 

やり過ぎると「わざとらしい」感じになりますし

足りないと「何か中途半端」な感じになりますし

 

加減が難しいんですよね(;^_^A

 

靴が好きな皆様なら何となく想像が付くと思いますが、「ぼかし染め」ってどんな事?と言う方達も

いらっしゃるかと思いますのでまずはどんな靴なのか見てみましょう。

 

 

こんな感じの靴です。

インポートシューズ等で見かけた事が有るのでは?

ベースのブラウンカラーに「ムラ染め加工」をして「アンティーク風」に仕上げたお靴です。

 

「こう言う靴って高級靴って感じで好き!」って方が沢山いらっしゃいますよね。

BROSENTのオーダーシューズでもこの様な仕上げをご希望される方が沢山いらっしゃいますよ☆

 

1足ずつお客様のお足に合わせて靴を作り、お好みを聞いて染色を行うBROSENT流 オーダーシューズは

かなりの手間暇を掛けて、お客様だけのお靴をお作りいたします。

価格も、思ったよりも「リーズナブル」!「安くないですか💦」とビックリされる方もいらっしゃいます。

 

オーダーシューズをお考えの皆様はまずはコチラをご覧下さい

 

話は戻りますが、この「ムラ染め加工」も勿論「手」で行います。

「染料の濃さ」や「力加減」等を気を付けながら出来る限り自然なムラ感を演出する技法です。

 

意外とやってみると難しい。。。どこが「正解」なのか、果たして「正解」は有るのか?

これは作業者のBROSENTでは私、本間の仕上がりの好みで決まったりします。

そして仕上がりを見てお客様が「良い!」「微妙・・・」を決める、と言うか視覚的にどう感じてくれるか。

 

手を入れた者にとってはとても緊張する「仕上げ」です。

それではどんな風にこの「ムラ感」を出していくのかご覧下さい。

 

まずは「ベース」となるカラーで全体を下染めします。

 今回は BROSENTオリジナルカラー「トラディショナルブラウン(ダークブラウン)」がベースカラーです。

 

 

この状態から「濃淡」を出す箇所を決めて仕上がりをイメージしながら「ぼかし染め」を行います。

 

 

やり過ぎると「違和感」が出たり、ただ「汚い」感じになってしまうので丁度良い所を見極めながら・・・

 

 

おー💦手のスピードにカメラが付いていけてないですね(笑)

 


 

少し、「影」っぽく「ボカシ加工」になってきました。

解りますか???

 

作業前と比べるとこんな感じに変わります。

 


 

この作業を必要な箇所に行い「全体」の雰囲気を整えていきます。

機械で行う訳では無いので勿論「左右対称」には仕上がりません。

ちゃんと見た目のバランスは整えますけどね。

 

そして仕上がった靴がブログの最初にお見せしたお靴です。

 

 

どうですか?「良い!」ですか。「微妙・・・」ですか?

それを決めるのは皆様ですm(__)m

 

もし「良いね~!!」と感じて頂けたなら!

間違い無くBROSENTのオーダーシューズにご満足頂ける筈です!

週末にでも是非お越しください(^o^)

 

「微妙・・・」と思われた方は、ご自身がお好みの「画像」や「写真」をご持参頂ければ

なるべく再現出来る様に仕上げさせて頂きます!!

 

普段履いている靴に本当に満足してますか?

小指痛くないですか?

履きジワが大きく出てないですか?

色はお好み通りですか?

 

1人1人、「足の型」「色の好み」それぞれ違うと思います。

お店で売っている「既成靴」では限界が有ります。

その為に、BROSENTを作りました。⇒ BROSENTが薦める「個靴」

 

本当に良い靴を履いて頂きたい!そんな気持ちから価格も非常にお求めやすい設定にしております。

過去に頂いたオーダーシューズで価格等のご参考にしてみて下さい⇒ 「作例5」

 

靴に詳しくなくても全く問題ございません☆

お気軽にまずは足入れして履き心地だけでも☆

それでも不安ならば「メール」でご質問だけでも☆

 

「仕事で履くカッコイイ靴作りたい」

「沢山歩いても疲れにくい靴を作りたい」

「〇〇にモテたい」・・・何てご質問でもOKです☆

 

まずはお話して決めましょう!

是非お待ちしてますね☆