こんにちは、BROSENTの清水です。
BROSENTではこの秋冬新作としてレースアップブーツ≪Dorothy(ドロシー)≫を発表しました。
オックスフォードブーツ所謂内羽根式のブーツです。
『普通レースアップって言ったら外羽根じゃない?』と思った方!
正解です!
でも私好きなんです!!
内羽根の方が!!
内羽根と外羽根、紐の革靴は大きく分けるとこの2つに分かれます。
違い分かりますか?
まずは外羽根から。
シューレースを通す羽根が馬の鞍の様に甲部の上に被っているタイプのものを言います。
続いて内羽根です。
羽根が甲部と一体化したこのタイプを内羽根と言います。
内羽根と外羽根の使い分けですが、一般的に内羽根の方がドレッシー、フォーマルだと言われています。
え?そんなこと知ってる?
では何で内羽根の方がドレッシーなんでしょうか?
理由はその発祥の歴史にあります。
まずは外羽根から外羽根式は海外ではダービーとかブラッチャーと呼びます。
ダービーは有名なイギリスで行われるダービー競馬から来ています。
18世紀後半に当時紳士淑女の社交場であった競馬場に履いて行く靴として流行ったと言われています。
ブラッチャーは19世紀前半ゲプハルト・レベレヒト・フォン・ブリュッヘルと言うドイツの軍人がワーテルローの戦いで使用したのが期限と言う説があります。
ブリュッヘルの英語読みがブラッチャーだそうです。
どちらにしてもオフ靴や軍靴ですからやはりフォーマルではないんですね。
一方内羽根式は海外でオックスフォードとかバルモラルと呼びます。
オックスフォードは17世紀英国の名門オックスフォード大学で当時主流だったブーツに変わり新しいファッションとして誕生したと言う説があります。
バルモラルはヴィクトリア女王の王配アルバート公が考案した室内履きとが起源と言われ、彼が好んだスコットランドのバルモラル城からその名が付いたと言われています。
方や富裕層のお坊ちゃん、方や英国王室の室内履きですから、まさにフォーマル、エレガントと言う訳です。
私、自身がエレガントか、ドレッシーかは別として、趣向としてエレガントな物が好きなんです!
と言う訳で初のレースアップブーツは内羽根にさせて頂きました。
内羽根のレースアップブーツってあまり多くはありませんが、カッコ良いんですよ!!
最後にノーサンプトンの博物館で撮影したカッコ良いオックスフォードブーツをご覧いただいて本日は終了です!!
やっぱりカッコ良い~!!(゚Д゚;)
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