本間です。
昨晩「緊急地震」のアラーム鳴りましたか?
かなりビックリして構えちゃいました・・(゚Д゚;)
結果、強い揺れは来なくて良かったですね💦
さてさて、話は変わりましてお問い合わせが多い
トラブルをご案内したします。
「革靴が日焼して左右の色が違うのを直したい!!」
画像の革靴を見て頂くと「左側」の方が濃いのが
解りますか?
肉眼で見ると結構違うんです。
しかも靴のブランドは
「エドワードグリーンのドーバー(EDWARD DREEN DOVER)」
これは何とかして直したい気持ちは大変解ります・・・
長期保管していたり、いつの間にか・・・
気が付いたら「左右の色が何か違う・・・」これは結構悲しい革靴トラブルですね。
しかも何故か良い靴に限って・・・(´;ω;`)ウッ…
良い革を最大限に活かす為、ナチュラルな仕上げを施されている為にデリケートなんですね。
乾燥させた状態だと良く起きるトラブルなので長期保管するにしてもしっかりと油分・水分で
定期的なメンテナンスにより保革してあげる事が防ぐ方法に繋がります。
ただ、今更言われても既に「革靴が日焼け」してしまっていたらどうしようも無いですよね。。。
正直、ここまでハッキリと日焼けして左右の色が変わってしまった場合、かなり元に戻すのは困難です。
例えば「もう方足も日焼させて統一させる?」
理論的には確かにそうですがそう簡単に左右対称に日焼させる事など出来ません💦
例えば「靴クリームで色を付けて左右の色を統一させる?」
これも、確かに良くやりますが・・・限界は有ります💦やらないよりは見た目の印象はマシになるかな・・・
と、何とかやろうとしても限界は有ります。
残念ですが完全に左右統一させる方法等は正直御座いませんm(__)m
ただ、私もこの様な靴に携わる仕事を25年もやってますので
ただ「無理ですね」とは言いたくありません!!
そこで、BROSENTでは「染め直し」の技術が有りますので上手く利用して何とか出来る限り
元々の印象と変わらない様に「同色染め」で対応させて頂きます。
同色染めとはなるべく同じ色に染料を調合して染め直す事を言いますが・・・
正直、かなり難しく大変です。
一番技術が必要かもしれません。
「顔料(塗料)」で色を作って革の上から塗装するならばさほど難しくは無いですが、
仕上がりも「何かベタ塗りで雰囲気が全然違う・・・」と言った残念な結果に・・・
BROSENTでは塗装では無く染色です。
革を染めて色を整えるのはかなり難しい技術だと言う事を御理解下さい。
その為、全く同じとは行きませんが元々よりも少し濃く仕上がるかな・・・と言った所で御座います。
革の風合いも勿論、損なう事は有りません。
毛穴はしっかり残すので「経年変化(エイジング)」もしっかり楽しめます。
そう言えば「経年変化(エイジング)」の面白いブログを先日清水が書いてましたね☆
清水「なぁ本間・・・この内容やり過ぎ?」
本間「・・・やり過ぎ(苦笑)」
清水「でもさぁ、これ位ちゃんとストレートに書かないと伝わらんだろ」
本間「何かオブラートに包んだ書き方しかしてないっすからね~最近は。(^^;)」
清水「嘘はついてないしこれが本当だし現実だからな」
本間「言っちゃいましょ!元々少しインパクトの有る内容のブログが好評だし」
清水「みんな、本当の事知りたいんだろう!」
こんなやり取りをブログ公開の前に良くします(笑)
話が逸れましたが、それでは私 本間が心を込めて!この「エドワード グリーン ドーヴァー(EDWARD GREEN DOVER)」
をこの先、何年、何十年?と履いて頂ける様に仕上げた同色染めの仕上がりがコチラです。
如何でしょうか。
左右の色の日焼はほぼ気にならず自然な仕上がりになってますよね。
これなら「染め直した?」って気付かれる事も無いと思います。
元の状態とbefore→afterで比べてみましょう。
多少、色は濃くなりましたが・・・むしろ元よりも良くなってるのでは(`・ω・´)
Kさん<良かったですね☆
これで気にならずバッチリ履けちゃいますね!
ご依頼有難う御座いました☆