本間です。
先日、オーダーシューズを作りに来て頂いたお客様との
会話です。
お客様「赤茶って言うか・・・少し赤みの有る茶靴が欲しいんだよね」
本間「どれ位の赤みが良いですかね」
お客様「そうだなぁ。・・・※スマホで調べる」
お客様「あー!この位の感じが良いな」
本間「見せて貰えますか。はい!解りました。大丈夫です!」
お客様「じゃ!宜しく楽しみにしてるね」
と、デザインやサイズ等の仕様は決まり、最後の
カラーを決めて頂いた時の会話です。
え!そんな簡単な感じで良いの???
はい!慣れてますから(笑)
かれこれBROSENTがOPENして2年半程経ちますが、オーダーシューズの染色や染「靴の染替え」等で
500足以上は靴を染めてますので何となく色の配合は感覚で解る様になってきました☆
これも毎日の積み重ね!経験値ってやつですかね。
始めは「レシピ」的な物を書いてたのですがこれが全くの役立たず(-_-;)
同じ配合で染料を混ぜてるのに毎回全然違う色になっちゃうんです。
例えば同じ「アノネイ社」の革でも仕上がりの色が違うんです。
その為、今は混ぜる色は決まってますが配合のバランスを毎回変えてます。
これはむしろ「感覚」で進めて行くしか方法が有りません(^^;)
赤をどれ位・・・茶をもう少し多くした方が・・・等々
後。忘れてました。
お客様からこんなご注文も頂いていたのを・・・
お客様「あとさ、良い感じにアンティークグラデーションにしてよ」
本間「どの程度、やりましょうか?」
お客様「・・・う~ん。任せるよ。良い感じにお願いね(笑)」
本間「は・・・はい(;^_^A」
と言う事で、グラデーションもお任せと言う事で入れていきます。
上記の画像が染色の真っ最中☆
ここに、乳化性クリーム等で最終仕上げを行いますと、下記の様なイメージに仕上がりました。
クリーム入れると色がかなり変化しますね。
これもちゃんと計算して染めないとなりません。
ご依頼頂いたイメージカラーの靴と並べて見ましょう。
靴のデザインは違えど「カラー」に注目して下さいね☆
かなり近い仕上がりになっていると思います。
「フリーカラーシステム」って何の事?良く解らないし難しそう・・・
そんな風に思ってた方も多いと思いますが、実はこんな簡単なやり取りです(笑)
作りたい靴の色をSNS等で見つけておいてもらってそれを見せてくれればOKです。
細かい指示が有る方はそこからお聞きしますし、良く解らないので「お任せ」であれば
イメージカラーをベースに私なりに仕上げさせて頂きます。
オーダーシューズは「敷居」が高い?
そんなに、拘りたくても知識が無いし・・・?
そんな事気にしなくて良いですよ♪
その為に僕らが居る訳ですので安心して初オーダーシューズ!チャレンジしてみて欲しいです☆