こんにちは☆本間です。
毎日、1足ずつ確実に進めています
「革靴の染替え」のご依頼を頂い居ている
靴達ですが、2018 6/中旬のお渡し位の
お靴まで完了してきました。
今回は通常の「革靴の染替え」の
倍!いやその更に倍?は時間が掛かる
お靴の染替えのご紹介です。
それは「グレインレザー」又は「シボ革」
と呼ばれる革の染替えです☆
グレインレザーやシボ革と呼ばれる革は「型押し」と言う加工をしています。
革の上からプレス機で「模様」を付けるイメージですね。
良く耳にしたり目にしたりする型押しレザーの中には
「クロコダイル型押し」等、牛革にワニ革の模様をプレスした革も有ります。
この「型押し」は革の表面をプレス加工する事で
・摩擦に強くなる
・キズが付きずらい
・雨など水分が染み込みずらい
等の特徴が有ります。
丈夫な革でガシガシ気兼ねなく履く靴に選ぶ革としては非常に良い革ですね☆
ただ・・・上記の特徴から「染め変え(染色)」を行うのは非常に大変です(;^_^A
何せ、摩擦に強くて水分が染み込みずらいんですから・・・
そんな「グレインレザー(シボ型押し)」を使用したお靴の染替えのご依頼です。
【Tricker's(トリッカーズ)BOURTON(バートン) 】
出ました💦
「グレインレザー+ブローキング+メダリオン」・・・手強いやつです💦
この3つが合わさった時!私・・・かなり気合を入れ直します( `ー´)ノ
元々、染まりずらい素材の上 飾り穴等の細かい隙間が沢山ですからね・・・
blogでは書けないような道具や何でも使えそうな物は使って仕上げます☆
決して怪しい物は使いませんのご安心をm(__)m
それでは秘密の道具は恥ずかしくて教える事が出来ませんが(笑)
早速作業を進めていきます。
まずは表面のクリームやワックス、元々の染色を取れるだけ取っていきます。
グレインレザー・・・流石!「ゼンゼンイロトレナイヨ」と変な「片事」になってしまう程
と色が抜けません(;´Д`)
この時にムキになってやり過ぎると革を痛めますから・・・
ある程度処理したら諦めて染色しながら考えます☆
ある程度染まりました☆が拡大すると(`・ω・´)
画像ですと解りにくいんですが肉眼だと結構染まり切れてません・・・
これでは恐らく使用中に「色抜け」したりと絶対にトラブルが起きます・・・
完全に染まるまで2回、3回。。。場合によっては更に数回、染色を繰り替えします。
両足、納得いく状態までしっかりと染色完了です!
ここから、半日~1日程度乾かしてから仕上げの作業に入ります。
そして作業スタートから数日後!染め替え完了です☆
無事にキレイに仕上げられて良かった~(@_@;)
と言うのがいつも感じる心の声です💦
お客様にもご満足頂けてホッとしております☆
染め替えのご依頼が今でも沢山頂いておりますが一時期のピーク時に比べると
若干ですが落ち着いてきました☆
それでも1ヶ月程はご依頼からお預りさせて頂いております。
是非、ご興味の有る皆様!BROSENTへご依頼くださいね☆
今回の染替えの工賃
Tricker's(トリッカーズ)BOURTON(バートン)
グレインレザー ブローキングシューズ
通常染め替え料金:8000円+税
追加料金 飾り穴:2000円+税
追加料金 特殊レザー:2000円+税
合計:12000円+税
※ご配送の場合は「送料」「お振込手数料」はご負担いただきます。