コラム『Remember past order vol.36~俺に言わせろ』

 

こんにちは、BROSENTの清水です。

BROSENTの職人本間君の『お客様から「BROSENTって何屋さんですか?」と聞かれる。ついては「オーダー屋で御座います!」ってブログを書いて欲しい』と言う依頼の元始まった企画『Remember past order 』。

長年靴屋をやっていますが、メンテナンスの先生級の知識と技術を持った靴屋って実はそうそうありません。

なので≪メンテナンス屋≫でも≪染替え屋≫でも間違ってはいないんですが、やはり『靴好きの靴屋と、靴好きのメンテナンス屋が考え出した靴を是非履いてもらいたい!我々はオーダー屋です!』と言う事を知って頂きたい!と言う訳で、毎回過去にお客様がオーダーした靴を私なりに解説していこうと思います。

お買い物の参考にして頂ければ幸いです。

では参りましょう!

 

突然ですが貴方は金派ですか?銀派ですか?

『金なら1枚、銀なら5枚』の話ではありません。

本日はバックルのカラーのお話です。

 

 

BROSENTだけでなく、今やビジネスシューズの定番の一つとなっているダブルモンク。

履くだけで『何かあの人お洒落~』と思ってもらえる抜群のインパクトを誇ります。

もちろん最大のポイントはシューレース、所謂靴ひもで固定するのではなく、2か所のバックルで固定する事です。

BROSENTのオーダーではこのバックルをゴールドとシルバーのどちらかから選択することが可能です。

 

ダブルモンクをオーダーするお客様からはよく『どっちがどうなの?』と聞かれます。

そんな時はこんな感じでお答えしています。

 

『シルバーはモダンな感じで、今はこちらが定番です。ゴールドはシルエットや素材、色によって雰囲気が変わります。例えばクラシックなラウンドで、落ち着いた素材や色を使った場合はクラシックな感じになります。逆にシャープなシルエットだったり、ちょっと変わった素材や色で作ると六本木。。。じゃなくてアバンギャルドな雰囲気になります』

 

何となく言っている意味は分かりますでしょうか?

実際に靴で見てみましょう。

 

 

今現在最もスタンダードなダブルモンクがこんな感じです。

ゴールドに比べ自己主張の少ないシルバーは、大体どんなスタイルにもマッチします。

クールなイメージと言ったところでしょうか。

茶色に合わせても。。。

 

 

全く違和感ありません。

では同じバーガンディ系ですが、クラシックなラウンドトゥにゴールドを付けるとどんな感じになるでしょうか?

 

 

並べて比べてみましょう。

 


 

ゴールドバックルの方がよりクラシックな印象になります。

最近既成のダブルモンクはシルバーばかりなので、『ゴールドバックルのダブルモンクを探してたんだ』と言うお客様が結構いらっしゃいます。

同じ素材のパターンをもう一つ。

今度は茶色のスエードです。

 


 

やはりどちらかと言うとシルバーの方が現代的、ゴールドの方がクラシックな印象になります。

ではゴールドがクラシックではなく、真逆のアバンギャルドになる場合の例を見てましょう。

 

 

いや~、下品。。。失礼、尖がってますね~!!

これ当店の名職人本間君がオーダーした靴です(笑)

ゴールドのバックルと言い、素材のグレインと言い、トゥに入れたスカルメダリオンと言い実に個性的です。

 

で、このモデルを普通のカーフにして、オーソドックスなメダリオンにして、シルバーのバックルを付けてみましょう。

 

 

本間君の靴よりだいぶ落ち着いた印象になると思います。

並べてみましょうか。

 


 

ね?逆にシルバーの方がクラシックに見えるくらいじゃないですか?

 

 

『無い物は作っちゃえ!』がオーダーの醍醐味です。

自分だけのオリジナルのダブルモンクを是非BROSENTで作ってみてください!!

 

 

 

≪本日ご紹介したオプションの価格≫

バックルの色選択 無料

 

 

 

 

BROSENTの靴の特徴に関しては『BROSENTの靴』でご覧いただけます。

オーダー方法に関しては『How to Order~オーダーの方法』でご覧いただけます。

 

 

 

ただ今≪2nd Anniversary Fair≫と題して1足なら10%オフ、2足なら20%オフのキャンペーンを開催しております。

既に作ったことのある方も、初めて挑戦される方も、この機会を是非お見逃しなく!!