コラム『Remember past order vol.31~俺に言わせろ』

 

こんにちは、BROSENTの清水です。

BROSENTの職人本間君の『お客様から「BROSENTって何屋さんですか?」と聞かれる。ついては「オーダー屋で御座います!」ってブログを書いて欲しい』と言う依頼の元始まった企画『Remember past order 』。

長年靴屋をやっていますが、メンテナンスの先生級の知識と技術を持った靴屋って実はそうそうありません。

なので≪メンテナンス屋≫でも≪染替え屋≫でも間違ってはいないんですが、やはり『靴好きの靴屋と、靴好きのメンテナンス屋が考え出した靴を是非履いてもらいたい!我々はオーダー屋です!』と言う事を知って頂きたい!と言う訳で、毎回過去にお客様がオーダーした靴を私なりに解説していこうと思います。

お買い物の参考にして頂ければ幸いです。

では参りましょう!

 

春が近づいてきたせいか最近ローファー≪Joan(ジョアン)≫のオーダーが増えてきております。

と言う訳で本日はそのジョアンの特徴のお話です。

 

まず全てのモデルと共通で、セミスクエアのBR-1と、ラウンドのBR-2からお選びいただくことが出来ます。

 

BR-1(セミスクエア)
BR-1(セミスクエア)
BR-2(ラウンド)
BR-2(ラウンド)

 

お好みで選んで良いと思いますが、カーフで作った場合どちらかと言うとセミスクエアの方がドレッシーな雰囲気、ラウンドがカジュアルっぽい雰囲気でしょうか。

既にお気付きの方もいらっしゃるとは思いますが、こちらのジョアンは最近多いビジネス使いのローファーを意識しており、サドルと言われるパーツに穴を開けないシンプルなデザインとなっています。

ロンドンのビスポークなどでたまに見かけるデザインです。

 

 

ですが、そこはローファー。

元々カジュアルのデザインです。

やはり『カジュアルで履きたいけど、ちょっとシンプル過ぎる』と言うご要望もありまして、こんなオプションもご用意しています。

 


 

上の3種類の穴からお好みの穴を開ける事が出来るようになっています。

しかもこの穴、ポケット状になっており、革を1枚入れることが出来るようになっています。

例えば上の一番左の写真は赤のリザードが入っています。

入れなければ単色で、入れるとワンポイントになり、2通りのローファーを楽しめる仕掛けとなっています。

 

 

先ほどセミスクエアはドレッシーと書きましたが、もちろん選ぶ素材によって雰囲気はガラリと変わります。

例えばスエードで作ると。。。

 

 

コバをナチュラルに仕上げているのもありますが、完全にカジュアル仕様です。

でもやっぱり上品な感じになりますね。

上品カジュアルです。

 

スエード以外のカジュアル素材ですと、型押しのBELUGAなんてのもございます。

 

 

素材や色、選べるオプションとかなり遊べる靴となっています。

更にお客様のお足に合わせて幅補正が出来るので履き心地もバッチリです!

この春ローファーの購入を考えていらっしゃる方、是非一度ご覧になりにいらっしゃって下さい!!

 

 

 

≪本日ご紹介したオプションの価格≫

サドル穴追加 +2,700円(税込)

 

 

 

本日ご紹介した靴は『Ex.101』『Ex.109』『Ex.85』『Ex.83』でご覧いただけます。

BROSENTの靴の特徴に関しては『BROSENTの靴』でご覧いただけます。

オーダー方法に関しては『How to Order~オーダーの方法』でご覧いただけます。

 

 

 

 

 

BROSENTでは「染め替え」「修理」を郵送でご対応致します。

詳しくは『修理&染替えの郵送でのご依頼』をご覧ください。