コラム『Remember past order vol.19~俺に言わせろ』

 

こんにちは、BROSENTの清水です。

BROSENTの職人本間君の『お客様から「BROSENTって何屋さんですか?」と聞かれる。ついては「オーダー屋で御座います!」ってブログを書いて欲しい』と言う依頼の元始まった企画『Remember past order 』。

長年靴屋をやっていますが、メンテナンスの先生級の知識と技術を持った靴屋って実はそうそうありません。

なので≪メンテナンス屋≫でも≪染替え屋≫でも間違ってはいないんですが、やはり『靴好きの靴屋と、靴好きのメンテナンス屋が考え出した靴を是非履いてもらいたい!我々はオーダー屋です!』と言う事を知って頂きたい!と言う訳で、毎回過去にお客様がオーダーした靴を私なりに解説していこうと思います。

お買い物の参考にして頂ければ幸いです。

では参りましょう!

 

 

本日ご紹介する靴はこちらの2足です。

 


 

モデル名はRebecca(レベッカ)。

ブラックスエードのダブルモンクです。

これが意外と既成靴では無いみたいなんです。

あってもチープだったり、やたらと幅が広かったり、妙にトゥが長かったりと『これだ!』と言う物が少ないとお客様からよく言われます。

無い物は作る!これがオーダーの醍醐味です!!

で、上の2足違い分かりますか?

分かりやすく

上から見てみましょう。

 


 

 

実は左はラウンドトゥで、右がセミスクエアトゥなんです。

折角ブラックスエードのダブルモンクを見つけても『ト、トゥの感じが。。。(-_-;)』と言う事もオーダーならありません。

 

ついでにソール周りも見てみましょうか。

 


 

左は正統ドレス仕様です。

レザーソールに、レザー&ゴムトップ。

ウェストはフィドルバックと言われる少し盛り上げた仕様となっています。

一方右は同じレザーソールでも滑り防止のラバートップにしてあります。

ウェストもカジュアル合わせ重視のフラットバックです。

これに足に合わせて幅の補正も行える訳ですから作る価値ありだと思いませんか?

 

どこかを妥協せず、好みの靴を作れるオーダー。

これからの靴の買い方はこれで決まりです!!

 

 

 

本日ご紹介した靴は『作例2』⇒『Ex.56』『Ex.69』でご覧いただけます。

BROSENTの靴の特徴に関しては『BROSENTの靴』でご覧いただけます。

オーダー方法に関しては『How to Order~オーダーの方法』でご覧いただけます。

 

 

 

 

BROSENTでは「染め替え」「修理」を郵送でご対応致します。

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