本間です。
今回は「メンテナンス」のお話です。
画像のお靴は「Stefano Branchini(ステファノブランキー二)と言うイタリアメーカーの靴です。
今でこそ、そこまで感じないかもしれませんが
20年位前になりますか、当時は「Stefano Bi(ステファノ ビ)」と言うブランドで展開していた靴を見た時の衝撃が忘れられません💦
確か日本橋三越の紳士靴売り場で初めて見たような記憶が有ります。
今までに見たことが無いような「スクエアトゥ」や
「ノルべジェーゼ製法」の靴なんて日本では中々見る事が
無かったんです☆
この頃から靴に興味が出てきた様に記憶してます。
そんな「ステファノブランキー二」を今回はお磨き
します☆
画像を見た感じ「そんなに汚れてない様な・・・」と感じるかもしれません。
確かにお客様はそんなに履いていない状態でしばらく・・・数年保管していたそうです。
その為、革がカサカサに乾燥した状態です。
表面が白っぽく毛羽立っているのが乾燥の「サイン」このまま履いてしまうと
急激なダメージに繋がります。
そこで、しばらく保管していた靴は汚れていなくても再度「保湿」をしてあげましょう。
すると☆
今回は「無色」の乳化性のクリームを使用したのですが乾燥が治まるだけでこんなに
発色が良くなります。
乾燥してカサカサに白っぽくなった手に「ハンドクリーム」を塗ると
元の肌の色に戻りますよね。
それと同じ事。乾燥すると繊維が毛羽立ち白っぽく見えます。
その場合は無色の乳化性クリームだけでも発色が自然に戻るんですね。
酷く色褪せが起きている場合は流石に限界は有るのでカラークリームをおススメしますが
色褪せが酷く進んでいない場合はかえって無色のクリームの方が自然に美しく仕上がる事が御座います。
1つは無色(ニュートラル)のクリームは持っておくと良いと思いますよ♪
人(ご自身)が乾燥してるな・・・と感じる季節は皮革製品全般も乾燥しやすい環境です。
この季節は少しマメにメンテナンスしてあげましょう。
逆に梅雨の時期など「ジメジメしてるな・・・」と感じる時は皮革製品も乾燥しずらい環境です。
この季節はあまりタップリクリームを塗ったりしない方が良いですね。
春夏秋冬、ご自身の肌の乾燥具合に合わせて革製品のお手入れをリンクして上げると良いかもしれませんね♪
BROSENT メンテナンス :スタンダードケア 1000円+税
お時間:10分~20分程度